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夏の体調管理に血圧測定を!夏バテや熱中症の前兆が分かります 暑すぎると血圧は上がり体調を崩します

夏バテや熱中症の予兆としての血圧の変動があります。

当院のデータはn=3ですが、今後の酷暑における体調管理に使えると思います。

暑すぎると血圧は上昇傾向になる

診て頂いてる内科の先生も、ここ4.5年、「暑すぎて血圧が上がる人が多いんだよなー」と言われいます。診られている高血圧の患者さんはn=2000なので信頼できる発言です。

連携薬局の先生も同じく、暑すぎると血圧が上がると言われました。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね。

ネットで暑くなると血圧が下がるとの記載が多いですが、半分正解、半分間違いです。

引用:血圧管理手帳

血圧の薬の役割

その内科の先生の処方として必要最少量で効かせ、必要なら多剤で、真夏で血圧が安定したら服用は不要になり、真冬の厳冬期はお薬を増やします。厳格降圧管理を実施されています。

一般の人は血圧を下げるために降圧剤を服用すると思っていますが、それ以外に臓器を保護する役目があります。

  • ARB阻害剤=腎臓を保護
  • カルシウム阻害剤=脳血管を保護
  • β遮断剤と降圧利尿剤=心臓を保護

このような働きが有るので、薬を一生飲まなければならないからイヤだという人も居ますが、その考えは間違いです。

ある食べ物が血圧に良いと言って高血圧で倒れそのまま亡くなった人が居ますが、徒や疎かにはできません。

老化にはあがなえませんから、お薬でコントロールしましょう。

運動の効果も多大ですが、5年以上に渡り運動を続ける人は1500人中1人とのデータも出ています。

診察は内科や循環器専門医に診てもらいましょう。善き医者を探しましょう。

私の血圧

しかし、ここ2.3年ですが、酷暑になると朝の上の血圧が135mmHg以上にになります。

その測定値になると疲労感が強くなります。疲れているなと実感しているのを数字で把握できます。

これが1週間以上続くなら、私の場合は朝の血圧の指定されているお薬を増やします。

血圧の測定方法

前提として、普段の血圧が正常、高血圧の人はお薬でコントロールされているとします。

先ず起床時の血圧が大切です。起床後30分以内に測定します。これが高いと既に夏バテの前兆になっています。または、前日の疲労が残っています。

ふわふわしたら、その場で測定が必要です。

当院にも、毎年数人そのような症状で来院されます。150mmHg以上なら直ちに内科の治療が必要です。単なる肩こりでふわふわするかと思われ来院し、1週間前から症状が出て来たと言われて前兆はあったようです。

就寝前も、日中の血圧が高い傾向の人は測定が必要です。

これらの情報があると、医師も治療しやすいです。

よくある指導

最初の1ヶ月くらい血圧の傾向を知るために測定して、後は行わない人が多いです。

血圧は変動して体調を表す数字です。

医者から測定不要と言われても、血圧手帳をもらって毎日測定をしましょう!体を守るのは自分自身です。

特に70歳以上の人は日課として朝晩の血圧測定をして頂きたいたいです。

対処

経口補水液やスポーツドリンクを飲みます。薄めてはダメです。

就寝時間を多めに取ります。就寝時に冷房を入れ、冷えないような服装や寝具で寝ます。

代謝の要の肝臓の負担を減らすために、禁酒し甘い物を取り過ぎないようにします。

食が細くなる人は暑いとさっぱりした炭水化物ばかりになりますから、積極的にプロテインを取りタンパク質の代用とします。

血圧上昇の傾向を早めに掴むことにより、より良い体調管理ができると思います。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。