踵骨痛が取れない50歳代後半女性 仙腸関節の副運動が関連痛の原因だが治療に反応しない

起床時に踵が痛いと来院されました。

踵の痛みを足底筋膜炎からだと言われることがありますが、なんでもかんでも関連付けるのは良くない傾向だと思います。通常の生活ではそんなに起きないです。

足底筋膜炎であっても通常は仙腸関節への解剖運動学矯正法で治ります。

ところが、今回は改善しません。

治療

一診、解剖運動学矯正法を仙腸関節に行います。

ニ診、症状の変化はありません。同じく解剖運動学矯正法を行います。

三診、踵の痛みが余計に出ました。痛みのリバウンドですが、患者さんは解剖運動学矯正法を行うことを嫌がりましたので、微弱電気治療で除痛を行います。

このように、痛みが解消する前に、余計に痛みが強くなることは良く見る現象です。

しかし、それを乗り越えろと言うのも難しい実情もあるので、今回は時間がかかる方法を選択しました。

今後は、症状の推移を見ながら治療法を変えていきます。

その後

変更した治療が奏効し、症状も軽快になってきました。

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。