膝内側側副靱帯(MCL)損傷 Ⅱ度、長田式無血刺絡療法と高濃度人工水素水浴にて翌日歩行が可能になる

高濃度人工水素水浴は、新鮮な外傷に抜群の効果を出します。

もっとこの抗炎症作用を活用して欲しいです。

膝内側側副靱帯(MCL)損傷の分類

症状
内側関節部に一致した圧痛、腫張、熱感、荷重にて外反動揺性(X脚のような)が認められます。受傷直後は関節血腫が、慢性化すると水腫が存在します。
一般に損傷は、以下の3型に分類して治療方針に活用します。
I度:動揺性(健側と比較して)はなく、靱帯部の圧痛が主である
II度:伸展位の外反動揺性(-)、30°屈曲位で外反動揺性(+)
III度:伸展位の外反動揺性(+)、30°屈曲位で外反動揺性(+)

引用:膝内側側副靱帯(MCL)損傷|ザムスト(ZAMST)

今回の症状

川遊び中に、川石のコケに足を取られて転倒され膝を捻りました。

来院時、跛行(びっこを引く)状態です。※びっこを引くの表現を跛行では分かりにくいので使用しました。

膝の内側靱帯の大腿骨付着部に著明な圧痛を認めます。腫れもあります。

治療

長田式無血刺絡療法(チクチク療法)と高濃度人工水素水浴を行いました。

当然ですが、デルマトーム支配を考慮する必要があります。

翌日は、痛みも大幅に減少し、跛行も解消されました。

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。