結果を出す手技療法のパイオニア

両手・母指CM関節症の60代後半女性、治療後にズボンが引き上げられるようになりました

お車で2時間かけて来院されました。

両手の母指CM関節症

CM関節の変形も進んでいます。ヘバーデン結節やブシャール結節も併発しています。

長年、手を酷使した結果です。痛みが出始めて、2.3年経っています。

ハサミを使うとき、ズボンやストッキングを引き上げるときに、強い痛みが出ます。

今までは、ガマンできなくなったら医者で痛み止めの注射をして貰っていました。

当院の治療で母指CM関節症が治った人からのご紹介です。

手の状態

手の前前腕筋の異常緊張がありました。

今後は当院提供の村坂ストレッチ法をしっかり行うことにより、症状改善や再発予防になります。

習得して頂くために練習をしたら、前腕筋に激痛が出ます。これでは使うほど手が壊れていきます。患者さんも、ここにも原因があるのかと驚かれました。

日常生活では、関節面の修正が可能な特製サポーターも使用します。

今回の治療の流れ

チクチク療法(長田式無血刺絡療法)でデルマトーム図に従って刺激をします。

解剖運動学矯正法、パーマー式カイロプラクティック、アクティベーター療法、リアライン療法を使って、関節の動きを修正します。

この患者さんは左の股関節の可動性に問題がありました。左の母指CM関節を最初に発症しています。

仙腸関節への解剖運動学矯正法や腸腰筋修正で回復させます。仙腸関節の動きの修正のみでは不十分です。

開排運動も正常になりました。股関節のFadirf・Fabere(Patrick)テストも正常になりました。

高濃度人工水素水浴にて、体の炎症状態を緩和します。

加圧リハビリ(医療目的加圧トレーニング)にて、腕の筋肉の筋反射スピードを向上させます。

高齢者は筋肉量より、筋反射スピードの向上が大切です。今の筋トレ至上の考えは少し間違っています。

CM関節の関節面の修正が大切

これを行いますと、その場で痛みが減少します。この患者さんも驚かれました。このように使い方のクセを治すことが大切です。

非公開の技術です。

ズボンが上げられて、手も使えるように

治療終了後、痛みのあった動作が全て解消されました。

この患者さんは、股関節の可動性と母指CM関節との関連がありました。

股関節-CM関節の関連性は、たくさんの患者さんに見られるため研究中です。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。