斯界の技術革新である、チクチク療法(長田式無血刺絡療法)の臨床例です。
チクチク療法とは
発明されたのは脳神経外科医の長田裕先生です。
普及に尽力されているのは、私と同じ国家資格者(柔道整復師・鍼灸師)の芝山豊和先生です。
特殊な道具を使用して、外側脊髄視床路の忌避刺激治療を行います。
ロキソニンなどの、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)より抜群の効果を出します。
トラムセットやリリカより良く効く場合も多いです。
世界標準メルクマニュアルの解説
関節リウマチ(RA) – 08. 骨、関節、筋肉の病気 – MSDマニュアル家庭版
疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD— 疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD))の発明で、関節リウマチ(RA)は劇的な変化をもたらしました。
昔、関節リウマチは専門病院へ入院して、ガンガンにステロイド剤を投与して、結局、骨がもろくなってどうしようもない状態になって、というのが無くなったのです。
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人類の英知は素晴らしいです。
患者さん
抗リウマチ薬と免疫抑制薬を飲んでいますが、日常の関節の痛みや違和感を訴えています。
お薬の増量は無いそうです。
チクチク療法(長田式無血刺絡療法)は安全
治療すると、翌日は痛みが強くなりますが、3日後には痛みや違和感は消失します。
下がらなかった炎症反応(CRP)も正常域になりました。これは主治医も驚かれました。
この治療の素晴らしいのは、痛みの少なくなったり無くなる期間が、今までの物理療法の中では一番成績が良い点です。
これが患者さんへの福音になります。
しっかり、医師の治療で関節破壊を防ぎつつ、普段の痛みは私たちの治療で対処も可能です。