結果を出す手技療法のパイオニア

10年以上前からの眼瞼痙攣 60代女性 著効を示した新しい治療法

眼瞼痙攣に鍼が効くことがありますが、返って痙攣がひどくなることも間々あります。

これは三叉神経が過敏になるためで、治療してみないと分からない実情があります。

世界基準のメルクマニュアルには

眼瞼痙攣 – 17. 眼疾患 – MSDマニュアル プロフェッショナル版

神経を一時麻痺させるボトックス注射と抗不安薬の処方とあります。

ボトックス注射も上手な先生じゃ無いと、顔の表情も減るので難しいです。

頸椎2番

頸椎2番の支配神経に対する外側脊髄視床路への治療にて著効しました。

この患者さんは頸椎2番の棘突起の奇形が若干あり、それが後頭神経へ影響していて、三叉神経の支配へも影響していたようです。

三叉神経の支配

三叉神経の支配は脳神経ですが副神経の支配も受けるので、私たちの手技治療でなんとかなることもあります。

総合病院2ヶ所で

総合病院2ヶ所で診察を受けましたが、治らないし、様子を見るしか無いと。。。それであきらめていたそうです。

一度治療で

一度の治療で殆ど気にならなくなりました。

若干の痙攣は残っていますが治療を続ければ消失すると思います。

いずれの治療も発病直後は効きますが、古いのは効かないのが常識だった

眼瞼痙攣で年数が経ったのは効果が出にくいのが普通でした。

当院ではボトックス注射を勧めていましたが、これで一筋の光明が射して手技治療で治る可能性が出てきました。

 
表紙:イメージです、本症例とは関係ありません。

  • -
    コピー

この記事を書いた人

アバター画像

村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。