頸椎だけの矯正では治らないです。
通常、腰部や下肢のリスティングは関係無いです。横隔膜でブロックされるからです。人体は素晴らしいです。
3つの椎骨の動き(村坂法)
この連結される可動域を修正しないと治らないです。
臥位(横になった状態)と立位の二相の動きを診る必要があります。
アプライド・キネシオロジー(AK)では「ロベットブラザー」と言う脊椎の関連性があります。例として頸椎1番と腰椎5番の関係がありますが、現実的ではなく臨床では使えないです。
人体はそんなに単純ではありません。
当院の矯正とは
矯正と言いますが、実際は副運動の異常や関節のfixation(固定化・癒着化)を診ます。
副運動とは、タンスの引き出しの隙間、ドアの開け閉めの隙間、ハンドルの遊び、のことです。関節もこれらの隙間があり、多くてもダメ少なくてもダメです。
頸椎1.2.3番
体のバランサーとして働きます。自律神経の乱れでも変位します。
自然豊かな飛騨地方では、原因となっている人は少ないです。
特に頸椎1番(アトラス=Atlas)にこだわりすぎると結果が出ないです。
頸椎4.5.6番
頚部疾患の元です。5番を触れなかったらお話になりません。
触診自体難しいですが、最重要です。
頸椎7番.胸椎1.2番
頚部の土台となります。ここの可動域をしっかりコントロールしないと、頸椎の矯正は成功しません。
胸椎3.4.5番
頚部の土台のバランサーとして動きます。上位の椎骨の歪みの結果が出ます。
グループの矯正を行い全体を診ます
先ず、グループ単位の矯正を行い、連結を考えて修正をします。
矯正の方向は
解剖を勉強すると段々分かってきます。椎間関節のかみ合わせや動きです。
手技こそが治療の基本
手技が治療の基本です。電気では治らないです。