お薬を使わない手技治療のパイオニア|最良の治療を常に研究しています|小又「こまた」と読みます

厳しい糖質制限食(2食~3食炭水化物制限)では総死亡や癌死が増えることが明らか・ハーバード大学コホート研究より

健康でいるために頑張っても

ダイエットに成功しても、糖尿病で糖質制限食やってHbA1cが良くなっても、ガン・脳梗塞・心臓病になっては元も子もないです。

英語がちんぷんかんぷんなので、海外の重要なデータを日本に正しく伝えてくれるNPO法人日本ローカーボ食研究会の存在は本当に助かります。

表紙の説明

(日本ローカーボ食研究会より引用)
スコアはハイカーボ食で1、段階的にスコアは増して、最も厳しい炭水化物制限で10となります。
ここでハザード比とはローカーボスコア1(つまりハイカーボ食)に比べてどのくらい死亡数が増えるかの比です。たとえば喫煙者は非喫煙者に比べて癌死のハザード比は1.5くらいです。
また、ここでは詳しく触れませんが、ローカーボ指数が高いほど、つまり厳しい炭水化物制限をすればするほど、意外にも脳心血管死も増えていました。

ハザード比とは

アウトカム(治療や予防による臨床上の成果)が発生する割合を示す相対的な指標で、分母が大きいほど信頼できます。

コホート研究とは

コホート研究(こほーとけんきゅう、cohort study)とは分析疫学における手法の1つであり、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較することで、要因と疾病発生の関連を調べる観察的研究である。要因対照研究(factor-control study)とも呼ばれる。

引用:コホート研究 – Wikipedia

PubMedの原文

Low-carbohydrate diets and all-cause and cause-specific mortality: two cohort studies. – PubMed – NCBI

詳しい解説や図は、NPO法人日本ローカーボ食研究会をご覧下さい。
日本ローカーボ食研究会 :: 癌とローカーボ食ハーバード大学

目次

(日本ローカーボ食研究会:癌とローカーボ食ハーバード大学)

総死亡や癌死の研究方法

ローカーボ食がハイカーボ食に比べて人の疾患全体や癌に対して総じてよい影響を及ぼすか悪い影響を及ぼすかについてもっとも科学的に証明できる方法は少なくとも10万人規模、10年以上の大規模長期観察研究しかありません。

史上最大規模のコホート研究

この研究はローカーボ食とハイカーボ食を合わせて13万人、20-26年間もの長期間追跡した大規模研究です。

厳しく炭水化物制限をするほど総死亡は増える

この研究では炭水化物・糖質制限をローカーボ指数という新しいマーカーによって1-10群に分類しました。スコアはハイカーボ食で1、段階的にスコアは増して、最も厳しい炭水化物制限で10となります。

食事内容をさらに解析すると

ハーバード大学の研究が優れているのは食事解析の緻密さにあります。

1.5~2食炭水化物制限で喫煙と同じほど癌が増える

男性の動物性脂肪・蛋白質摂取群で35%炭水化物制限群(1。5食制限レベル)では癌死のハザード比は1.45です。これは喫煙のハザード比に相当します。

炭水化物を厳しく制限すると動物性脂肪・蛋白質が増える

ここで重要なのは、詳しい食事解析からきびしいローカーボ食を実行するばするほど動物性脂肪・蛋白質の摂取が増えていました。

ゆるやかローカーボ食の勧め

この論文から、2食~3食の厳しいローカーボ食を実行すると動物性脂肪・蛋白質摂取が増えること、それに連動して総死亡、とくに癌死、さらに結腸癌と肺癌死が増えることが明らかとなりました。
ゆるやかな炭水化物制限と植物性脂肪・蛋白を中心に摂取するゆるやかローカーボ食を行いましょう。

正しい糖質制限食を行いたい方は

灰本先生は、日本ローカーボ食研究会の代表幹事で、日本で最初に糖質制限食を医学として研究されている先生です。

灰本クリニック :: ホーム

愛知県春日井市にあります。

広告

この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。