「エリザベート」2016年版キャストDVD Black ver | 東宝 モール
「エリザベート」2016年版キャストDVD White ver. | 東宝 モール
定 価: 各12,000円(税抜)
発売日: 2016年12月(予定)
♪White バージョン
エリザベート:花總まり トート:城田 優 フランツ・ヨーゼフ:佐藤隆紀 ルドルフ:古川雄大 ゾフィー:涼風真世 ルキーニ:山崎育三郎
♪Black バージョン
エリザベート:花總まり トート:井上芳雄 フランツ・ヨーゼフ:田代万里生 ルドルフ:古川雄大 ゾフィー:香寿たつき ルキーニ:成河
内容:本編DVD(2枚組)、特典映像DVD(1枚組)、特製ブックレット
蘭乃さんは特典DVDに出ています。
今年も去年以上のチケット争奪戦をくぐり抜けなんとか手に入れました。
東京公演4日目、昼公演、F列上手。
公式サイト
『エリザベート』舞台写真集(東宝演劇Facebook)
(6) Toho Co., Ltd. Theatrical Division
全13枚、2016/07/05アップされています。
上演時間
約3時間10分(休憩25分)
第一幕12:30~13:50(80分)
第二幕14:15~15:40(85分)
ミュージカル『エリザベート』2016の舞台映像版PV
2016/07/13 に公開
名作は何回観ても感動します
東宝はエリザベート(オーストリア皇后)の物語で、宝塚はトート(黄泉の帝王)の物語です。
どちらの演出者も小池修一郎さんですが演出が違うと物語も違う印象で、どちらも本当に素晴らしいです。
2016東宝カンパニーは勢いに乗ってます!
ほぼ去年とキャストが一緒なので、よりいっそう息の合った演技を観られました。
皆さんの役が本当に板に付いて、役にはまってます。去年より益々パワーアップしてます!!!
トートダンサーもトートの感情を静と動のダンスで見事に表現して魅了されます。
幕が上がると
幕が上がると、暗殺者ルキーニの尋問から「♪我ら息絶えし者ども」の歌とゾンビダンスが始まりワクワク・ゾクゾクしてきます!
「色々あっても都合付けて観に来て良かったよね」と思う瞬間です。劇場に集った皆さんは同じ気持ちだと思います。
スポットライトに照らされる蘭乃シシィ(めちゃめちゃキレイ)
第一幕最後の、「♪私だけに(リプライズ)・♪私だけに(三重唱)」エリザベートの独唱から、フランツ、トートへの三重唱は繊細から重厚で素晴らしいです。
スポットライトに照らされ、扇子で強く生きる誓いをするエリザベートの純白のドレス姿は必見です!
歌はどうなのか問題
蘭乃はなさんを2014宝塚エリザベートから拝見して3年目になります。
2015年レビューでは好評だったのに、本公演でいまいちの評判があった歌唱はどうだったのでしょうか。
安心して下さい。
去年より格段に上手になっています。らんちゃん頑張ったねと、うれし涙が出てきそうです。
以前から上手かった中低音での声のツヤがよりいっそう出て聴き惚れます。
高音域の強さと伸びやかさがもう少し欲しいと願いますが、レジェンド花總まりさんと比較するのは余りにも酷と、伸びしろに期待です。
可愛いさは正義
歌唱を厳しく評価しても可愛いので許せます(^_^) 去年より一段と美しくなっています。
2016エリザベートの抱負を喋られてます。
『エリザベート』2016年6月30日 昼の部 カーテンコール
https://youtu.be/eiafJvBnsik?t=4m29s
リンク先を再生すると、蘭乃さんの挨拶の場所から自動で始まります。
はまり役の城田トート閣下
城田優さんは、顔の彫りが深くて背が高いので舞台に映えます。
最初、「♪私を燃やす愛」歌いながら天井から舞台に降りてきますが格好良く色気があります。
「死」を表現するブルーのライティングと、黒い羽で、より一層、黄泉の国から来た帝王の迫力があります。
2016年はセリフも歌唱も磨きがかかりキラキラしてます。重厚さと躍動感があります。
愛するエリザベートを翻弄する演技は最高です!
香寿ゾフィーは見逃し厳禁
香寿たつきさんは、第二幕シーン7で、「♪ゾフィーの死」を溢れる涙の中、熱唱されました。これは久々の絶品でした。
失意の中ゾフィーは、「義務を忘れたものは、滅ぶ運命にある」とハプスブルク家の未来を暗示して亡くなります。
「♪夜のボート」は涙で濡れて
第二幕シーン18の蘭乃エリザベートと田代フランツのデュエットですが、今回はブラボーでした。
前の席でも双眼鏡は必ず持っていった方が良いです。
それは、二人とも歌い出しから目が潤んでいて、途中から涙が頬をつたっていました。
この曲目は毎回感動しますが、今回は一段と良かったです。
田代フランツの名演技
田代万里生さんは、新婚時代と初老の時の歌唱を見事に歌い分けて、化粧と相俟って、見とれ聴き惚れました。
古川ルドルフは1789ロスを救う
古川雄大さんは、先日「1789バスティーユの恋人たち」の素晴らしい演技に感動しました。
今回もシュッとしたお顔と切れの良いダンスを見せてくれました。
「♪最後のダンス」は、ルドルフがトートに翻弄されるダンスと歌ですが毎回素晴らしいです。
いつの日にか、古川トートを観たいです。
来年の「ロミオとジュリエット」が今から楽しみです。
山崎ルキーニは舞台のコンダクター
山崎育三郎さんは、今やテレビにもひっぱりだこで大活躍されています。
ストーリーテラー(狂言回し)として、物語を引っ張って行きます。
今年は、去年のような堅さが取れてリラックスしているような印象です。舞台上の指揮者のような印象です。
山崎さんの歌とアンサンブルのダンスが見事な「♪ミルク」はお見逃し無く!
年末の「プリシラ」が今から楽しみです。
池田優斗(少年ルドルフ)君は
「♪ママ、何処なの?」は、少し声が裏返ったけど、数こなさないと上手にならないから頑張って下さい。青年ルドルフで帰ってきて欲しいと願います。
やっと分かったポスターの意味
劇は最後、ルキーニに刺されたエリザベートは、刺されたことに気づかずに少し歩きましたが息が絶え倒れます。
息子ルドルフの死後スタイルを変えなかった喪服を脱ぎ捨て純白のドレスになります。(生への決別)
トート(死)がエリザベートに口づけをし二人で黄泉の世界に旅立ちます。
それを暗示してあるナルホドのポスターです。
帝劇さんの気遣い
開場が一時間前なので、うだる暑さの屋外で待たなくて良かったので助かります。
エリザベート2016のパンフレットの表紙が黒と赤なのですが、販売員の方が指紋が付かないように白手袋をされてました。
Good job 帝劇!
京本大我さんの段幕撮影が難しい
劇場ロビーの京本大我さんの段幕をスマホで撮影したら白く飛びます。露出や角度を変えましたが上手くいかないです。ファンの人は要注意です。
撮影のポイントは京本大我さんだけを撮ると成功します。
古川雄大さんと京本大我さんを一緒に取ると京本さんが白飛びします。
今回のキャスト
- 蘭乃はなさん/エリザベート(オーストリア皇后)
- 城田 優さん/トート(黄泉の帝王)
- 田代万里生さん/フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)
- 古川雄大さん/ルドルフ(オーストリア皇太子)
- 香寿たつきさん/ゾフィー(オーストリア皇太后)
- 山崎育三郎さん/ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)
日本でエリザベート専用劇場をと思ったけど
エリザベートは、毎回、これだけの観客動員数だから専用劇場を作って欲しいです。演劇も観客は入らないと商売にならないし、版権問題など色々あるけど、東宝さん是非作って下さ〜い!
と思いましたが、時々しかやらないのも値打ちがあると思うこの頃です。
梅芸、中日とチケット全く取れません! やっぱり専用劇場作って欲しいです!!!
眼福ご馳走様でした!!!
ブラボー ミュージカル「エリザベート」!
9月に花總/井上ペアを観劇しました
花總まりさん、井上芳雄さんの組み合わせを梅芸で観てきました。ご参考になれば幸いです。
【エリザベート 2016 in 梅芸 感想】花總エリザは神々しく輝き、井上トートの声が劇場を包み、虜になる3時間10分