高山市で開業してた時代からの患者さんです。80代になられ、現代医療で長生きができると喜ばれておられます。
今回は、14.5年前の腰部脊柱管狭窄症の手術をされ、最近、坐骨神経痛が出てきたと来院されました。
患者さんは、痛み止め、しびれ止め、シップは使用されいません。
これだけの年数が良好だったのは執刀医が上手で、尚且つ、切る時期も適切だったのでしょう。大成功です!
「寄る年波には勝てぬ」の喩えのように、再び痛みとしびれが出て来ました。狭窄症の宿命とも言えます。
症状は、お尻とスネの下1/3と足首の痛みとしびれです。片側だけです。再手術はやりたくないと言われます。
施術によく反応して、8回の高周波と1回の鍼で、80~90%の症状は無くなりました。
スタスタ歩けるようになりました。あと、20%の痛みとしびれですが順次良くなるでしょう。
高齢者でも10回以内に改善するのが理想ですが、大方の患者さんは「年齢✕2」の施術回数は必要になります。
頸椎症、腰椎症、椎間板ヘルニア、狭窄症の手術後に再び症状が再発することは良くあります。
このような症状へは脊椎矯正が行えませんから、鍼を主体とした施術で改善します。