飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。お仕事が手を上げての作業が多いそうです。
2019年、肩が痛くなり、整形外科でMRI検査をして、左肩の腱板断裂の診断を受けています。
痛みもそれなりに馴染んできましたが、右手でかばって仕事をしていたら、両肩が痛くなり、紹介されて来院されました。
手を上げての作業がつらい
手を上げられます、バンザイはできます。
診ると、左棘上筋が痩せてしまっています。完全断裂です。それをかばうために右手を酷使しています。
完全断裂でも90度位までは上げられますから、右肩でかばい作業は可能です。
右肩の腱板断裂は確認できません。まだ大丈夫です。
棘上筋
施術
腱板断裂へは独自の鍼灸が抜群の効果を発揮します。
当院規定の方法を行います。肩甲骨裏面にある肩甲下筋へ、独自開発した特殊な刺針法が必要になります。
厳冬期でしたが、初回施術後、調子が良くて来院されませんでした。
そうしたら、1ヶ月半後に再び痛くなったと来院され、前回に取れきれなかった部分も合わせて施術を行いました。
その後は調子が良いようです。後日、同じ症状で苦しむ患者さんを紹介して頂けました。
仕事の無理で痛みは再び出ると思いますが、痛くなれば来院すれば良いのが分かり安心されています。