結果を出す手技療法のパイオニア

腰部脊柱管狭窄症・パーキンソン病の70代女性 独自の鍼を実施 ようやくしびれが取れてきました

腰部脊柱管狭窄症の70代女性。あきらめずに通院して頂き、9回の施術を行い、ようやくしびれに変化が出てきました。

やはり、加齢からくる疾患は、回数が必要だと覚悟して下さい。結果はちゃんと付いてきますので。

痛みやしびれの変化

痛み自体は、5回目から反応して、1日、2日、3日と痛みが無い日数が増えていっています。現在は1週間持つか持たないか位です。

現在、痛みは落ち着きましたが、日中頑張りすぎる(独り暮らしで農作業)と就寝時にお尻と太ももに痛みが出るそうです。

ところが、しびれは全く変化がありません。

しびれの変化が無いので施術を中止してしまう人がいます。こちらから再来院を促すことは一切しませんので、本当にもったいないです。

患者さんは、信じて通院されて、ようやく変化が出てきました。

しびれも少し変化が

師と仰ぐ天才鍼灸師の先生に伺うと、痛みが減るなら凄いねと言われましたが、しびれは時間がかかるとの指摘でした。

整形外科も通院されていて、メコバラミン(ビタミンB12の系統のお薬、手足のしびれや神経痛へ)は中止となり、ノイロトロピン(痛みをやわらげるお薬、神経痛などへ)のみ処方されています。

しびれ止めのリリカやタリージェは、目まいやふらつきの副作用があるので、自動車の運転をされる方への処方は慎重な傾向になってきました。患者さんも処方されていません。

独自開発の、足首から趾尖まで特殊な鍼を用い血行を改善します。これが良く効きますが年齢で反応が悪いです。

腰部や臀部の痛みの場所は、変形している腰椎4番、5番、仙骨1番をカイロプラクティック診断で入念に調べて鍼を刺します。

これを続けると腰椎の変形も治ってきます。我ながらびっくりします。

即効性と持続性を上げるために通電は行いますが、微弱電流マイクロカレントからパルス通電まで、色々使い独自のノウハウがあります。

若ければ手術も選択肢に入りますが、日本最強と言われる手術チームでも、術後5年後には半数が病状再発するのが現実だと懇意にしている医師から伺いました。

精鋭研究をされていますが、MRI画像が正常でも症状が再発する例があり、現在原因が分からない状態です。

パーキンソン病も発症

通院途中、手がパイパイがやりにくいジャンプができないと相談があり、徒手検査でパーキンソン病の疑いがあると判断し、通院中の整形外科経由で総合病院を受診して頂きました。

MRI検査などを経て、お薬が処方され、パーキンソン病との診断が出てましたが、お薬を飲むとフラつきの副作用で中止となりました。

パーキンソン病かパーキンソン症候群かの診断はお薬の効果で判定します。

このような患者さんは、治療においては四面楚歌の状態なので、何を頼れば良いの途方に暮れます。

当院独自の鍼灸では改善するので、来院され本当に良かったです。私たちの仕事は、診断ではなく、患者さんの病苦を救うことが使命と思います。

パーキンソン病は施術直後は改善し驚かれますが、2.3日で戻り牛歩の歩みであり、進行を遅らせるのが第一の目的です。

ヤールⅠ-Ⅱ分類の状態ですから、進行性の病気でも早期の発見が一番大切だと実感しました。

改善の目安

患者さん皆さんが聞かれるのは、何回来たら良いのですか?と言われます。

加齢で起きた症状は、何歳でも、変化が出るまで10回~15回必要です。そこから症状が取れてきます。

最低10回は通院するようにと言っています。

鍼は自然な再生医療なので、今後も世間に広まるとは思いますが、術者の技術レベルに差がありすぎて、均一化は当分無理だと思います。

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この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。