県内の高校生運動選手です。競技種目は非公開です。
去年のオリッピックでもドーピングに引っかからないので、選手が吸角をした跡をつけていました。
若いと体を触るだけでくすぐったがるので、鍼治療ができない場合があります。
今回の選手も、凄くくすぐったがる体質で、痛いのも恐ろしいと言われるの相俟って、鍼が使えませんでした。
スポーツ選手の吸角画像
オリンピック
相撲
患者さん
腰椎分離症からくる腰痛は、当院の施術で痛みが確実に取れます。しかし、腰が弱いのは事実なので早め早めの対処が肝心です。
最速での改善が必要なら、分離症用の即効性の鍼の方法がありますから、有無を言わせず使用します。
今回は、足底筋膜炎もあり、グッと踏み込めないと言われます。
鍼なら1回で痛みが激減しますがどうされますかと聞くと、他のをやってダメなら鍼となりました。
今回は、腰にも足底にも吸角を使います。
一度の来院で痛みは激減しました。足底筋の腫れもほぼ消失しました。2回目は母趾外転筋がまだ痛いと言います。
今回は吸角を使わずに他の施術を行い、これで万全な状態で試合に臨めます。
やれやれ、ほっとしました。
陰圧を使い分ける
吸角は陰圧を使い分けないと効果が出ません。
シリコンの吸角は気休め程度で本来の効果はありません。火炎陰圧、真空ポンプ陰圧の器械で行う施設で受けて下さい。
当院では長年の臨床で、どれだけのkPa(キロパスカル)引けば効くのか使い分けて、症状を改善しています。
昔は、火炎陰圧を使っていましたが、真空ポンプの方が応用が利き安全です。