数年ぶりの来院の患者さんです。
問診で、「痛み止め飲んでみましたか?」と聞けば、「ロキソニンも飲んでロキソニンテープも貼ったけど全然変わらないんです」と言われます。
診察台で頸部を診て、可動域が悪いので頸椎2番の矯正をします。そうしたら少し動きが出ました。
後は、特殊鍼法を行い、椎間関節と筋肉の状態を治します。
治療が終了し首の、上下、左右、側屈の動きがほぼ正常になりました。
患者さんは、これで車のバックが楽にできますと言われました。
首の筋違いを舐めてはいけません。これがきっかけで腕の痛みや色々な症状に繫がります。
慢性の肩こりも頸椎の異常がきっかけなんですが、原因の頸椎を見つけてしっかり治せる人が少ないです。
スマホ時代となり、ますます首の筋違いが増えて来ています。
首は自律神経をつかさどるので、今後、不眠症や色々な神経症状が増えるでしょう。