肩関節周囲炎・五十肩は難渋することが多いです。
このようなポイントの選択により、今までより格段に早く改善する事を確認しています。
どの治療法を施すのかの選択になりますが、各自が持っている治療技術である鍼や柔整術を行います。
治療は、何処に緊張を持たせ、何処に緩和を作るのかがが重要になります。
肩3点
前面、側面、後面の圧痛部位を厳選し、それぞれ一箇所のみ選択します。適切なポイントを選択した場合は運動痛が減少します。一箇所づづ決めます。
運動点
肩関節の運動を行わせ、1番痛みを感じられる場所を選択しますが、色々な運動方向を探り決定しないといけません。
通常は上腕二頭筋腱に痛みを感じる場合が多いのですが、肩髃(LI15)付近の滑液包に感じることもあります。肩後面の棘下筋や小円筋の付着部に出る場合があります。
結果
その場で5-10度位可動域が改善し痛みも減弱します。
ストレッチや運動は希望する患者さんは行えば良いですが、無理にしなくても良いです。
肩関節周囲炎・五十肩は治癒まで30ヶ月と言われていますが、この方法を用いることにより短縮が可能となりました。
このような治療は、回数を重ねないと見えない世界なので、ココですポイントが示せないのが残念です。