村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。
21世紀への心のありかた
世の中では神様も人間も、何であるかという理解の原点に達していません。
それゆえ私たちの21世紀のありかたとは、神の理解や人間の理解を深めて生活をすることに、足を一歩先んじて踏み入れることが正法の心がけであり、正法の真価を勝ちうることが、この条件のもとに展開をしていくのです。
これが21世紀への私たちの心のあり方です。
私たちは、大宇宙の意識である神の心を理解せずには、何もかも話にはなりません。
人間の心そのものは、神の意思である精神を持ち、神の働きである神経を持っています。
神とは、体験性の中から生まれ出てくる無限の可能性を持っています。
無限の可能性とは、宇宙は無限であり私たちの心もまた無限なのです。
無限の心を様々に展開をしていくことが必要なのですが、私たち人間は人生に対して思慮分別がまだ無いようです。