昨今、糖質オフブームです。
アジア人は米を主食にしていますから、全く止めるのはナンセンスです。
油を上手に使うのがポイントです。
灰本先生のご指導
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の目標値が0.5%緩む
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)のガイドラインは一律6.5%だったので、2012年より、年齢によりますが0.5~1.5%も緩んでいます。
低血糖を起こさないこと(大事!)
1回の低血糖発作でも、数年に渡り、認知症や心疾患にかかるリスクが高まるそうです。怖いデス。
なので下げすぎもダメだそうです。
その条件下でのHbA1cの目標値
- 40-60代:7.0%(低血糖がないなら6.5%)
- 70代:7.5%
- 80代:8.0%
80歳以上の高齢で5年以内の寿命と予想される場合や、認知症がある場合には8.5%となっています。
6.5-7.5%までは、予後は変わらないそうです。
調子に乗って食べ過ぎると直ぐ上がるので気をつけましょう。
低血糖の可能性のあるお薬をできるだけ使わない
アマリール、オイグルゴン、シュアポスト、インスリンのお薬だそうです。
DPP-4阻害薬(一般名:ジャヌビア)、メトホルミン(一般名:メトグルコ)は良いらしいです。
糖尿病悪化の原因
- 炭水化物(糖質)を食べる量
- 身体活動量
- インスリンの分泌量と効き具合
3は患者さんの体質なので変わらないので、検査で分かるそうです。
1,2は生活習慣なので変えられるそうです。
インスリンを出す能力は75グラムブドウ糖負荷試験(75gOGTT)をすれば分かるそうです。
医師が実践する おいしい糖質オフレシピ216
この本は大変わかりやすく糖質制限食を紹介してあります。
米も十分食べられます。
成功のポイント
- 自分に合った糖質量で良い
- 糖質が多い食品ならどれを減らしても良い
- 減らすなら夕食が良い
- 1日の糖質摂取量は200グラムは取らないとダメ
- 糖質オフとは高脂肪食と心得る
- 痩せすぎはだめ
- 最初の3ヶ月が勝負
灰本先生(Haimoto H)のPubmed 論文
Haimoto H[Author] – PubMed – NCBI
灰本先生のご著書(監修・共著も含む)
糖尿病とかで、既にお医者さんにかかっているなら
相談してOKもらってからやりましょう。
中部なら、日本ローカーボ食研究会の先生に診察を受けると良いです。