結果を出す手技療法のパイオニア

腰部の支配神経から考える膝の痛みの治療

膝が痛くなるのは加齢現象のひとつなので仕方ないですが、、、

特に変形性関節症で手術を勧められても家庭の事情もあって直ぐにはできません。

でも痛いし、注射はそんなに効かないし、と途方に暮れます。

支配神経が膝の痛みを増強させます

この支配を考えて治療すると、より効果が高まります。

残念ですが、膝のみの治療ではいまいち効果が上がりません。

L3=腰椎3番

膝内側面、MCL損傷、鵞足炎

L4=腰椎4番

膝前面、オスグッド、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

L5=腰椎5番

膝外側面、LCL損傷、腸脛靱帯炎

S1=仙骨1番

膝窩外側、ベーカー嚢腫

S2=仙骨2番

膝窩内側、ベーカー嚢腫

治療は

外側脊髄視床路への治療により痛みの感受性を改善します。現在、一番重要な治療となっています。炎症状態も改善します。

支配神経の関連する脊椎への解剖運動学矯正法により関連痛を改善します。

筋力低下があれば加圧リハビリにより、下肢筋力低下を改善します。
筋力や筋反射力を向上させても、上記の神経の流れや関節の副運動が改善しないと効果が出ません。やみくもに筋トレを行うのは間違いです。

炎症が強ければ高濃度人工水素水浴により改善します。水素の抗炎症作用は目を見張るものがあります。

以上の治療の組み合わせで、だいたい良くなってきます。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。