NHK人形劇の新八犬伝を見ていた世代としては懐かしさがありました。
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第34回 文楽鑑賞教室 演目
二人禿 (ににんかむろ)野澤松之輔=作詞・作曲
解説 文楽へようこそ
三業の解説を丁寧にしてくれます。
太夫:一人で色々な声を演じられます。実際に、男と女の声を実演してくれました。
三味線:バチ使いで音色が変わるのを実演してくれます。
人形遣い:男性には足が有り、女性には足が無い、左手使いが金具を使用するのですが、それを「差し金」と言い、今の言葉使いの原型だと説明がありました。
仮名手本忠臣蔵 (かなでほんちゅうしんぐら)
赤穂事件を元にしていますが、そのままだと幕府の許可が貰えないので、室町時代の話になっています。
赤穂事件 – Wikipedia
「判官贔屓」の言葉はこの演目が上演されるようになってから広まったそうです。
文楽編・仮名手本忠臣蔵|文化デジタルライブラリー
下馬先進物の段
文楽編・仮名手本忠臣蔵|文化デジタルライブラリー
殿中刃傷の段
文楽編・仮名手本忠臣蔵|文化デジタルライブラリー
塩谷判官切腹の段
正式な切腹の作法が演じられます。切腹した血で足が滑らないように足袋は脱ぎます。四隅になんとかの木が植えられます。
粛々と進みますので会場はシーンと静まりかえります。
塩谷判官(浅野内匠頭長矩)の命絶える前に大星由良助(大石内蔵助良雄)が駆けつけます。会場から拍手が起きます。
文楽編・仮名手本忠臣蔵|文化デジタルライブラリー
日本人はこうゆう勧善懲悪には弱いです!
城明渡しの段
大星由良助(おおぼしゆらのすけ)の無念が見事に演じられています。引き込まれます。
文楽編・仮名手本忠臣蔵|文化デジタルライブラリー
一度観られることをお勧めします
国営なのでパンフレットは無料です。