加圧トレーニング・加圧リハビリ・加圧サイクル・KAATSUは登録商標®です。
以下に YouTubeウェビナー「Dr. Susie on How KAATSU Unlocks Resilience(2025年3月26日)」 の内容を事実ベースで簡潔に日本語で要約します。
ウェビナーの要約
【出演者紹介】
- Dr. Susie Laskowski(スージー・ラスコウスキー博士)
- 運動生理学の博士号を持ち、KAATSU(加圧トレーニング/血流制限トレーニング)の専門家
- アメリカ・マサチューセッツのAmerican International Collegeで准教授
- CEU(継続教育)を提供する教育事業も運営
- 母親であり、3人目の子供を妊娠中
- John Doolittle(ジョン・ドゥリトル)
- 元アメリカ海軍SEAL隊員、手術経験多数
- KAATSUがリハビリや筋力維持に効果的だったことから愛用
- 自身の娘の骨折時や母親(81歳)の両膝手術後のリハビリにもKAATSUを使用
- Chris Morgan(クリス・モーガン)
- 2013年にハーバード大学でKAATSUと出会う
- 自身の肋骨骨折時にKAATSUで8日間のうちに数週間分の回復効果を得た
- 現在はスイスで博士号取得に向けてKAATSUの研究中
【アハ体験】
- Susie博士は、学術論文を読んで「低負荷でも強い生理的効果がある」ことに驚き、研究を始めた
- Johnは娘の骨折時、Dr. Satoから指導を受け、ギプス中でも筋力維持に成功
- Chrisは肋骨骨折の治癒が劇的に早まったことから、KAATSUの力を確信
【高齢者・寝たきり患者への効果】
- 日本では1970年代から高齢者への活用が始まり、2000年代には東京大学病院などで研究
- KAATSUは軽い動作でもホルモン(成長ホルモン・IGF-1など)を全身に促し、回復をサポート
- ベッド上での簡単な運動(握る→緩めるなど)でも効果あり
【全身効果(Systemic effects)とは?】
- KAATSUは一部の筋肉に圧をかけるが、ホルモン分泌が全身に影響を与える
- 神経・ホルモン経路を通じて、全身の回復や代謝が促進される
- 「クロスオーバー効果」と呼ばれる、圧をかけていない側への影響も確認されている
【使用例・研究例】
- Johnの母(81歳):KAATSUを使った術前・術後のリハビリでスキー復帰
- Chrisの父(83歳):膝痛の軽減と活動量の増加
- 寝たきり患者への使用:軽い血流制限と軽運動で全身の循環を改善
【注意点】
- KAATSUは必ずCycle(サイクル)モードで、低圧で始める
- 腕と脚、同時に行わない(危険)
- 筋肉を破壊せず、安全に繰り返し行える点が特徴
- 体調に不安がある人は、医師に相談
【米国販売の機器】
- Cシリーズ(C4など):チューブでつなぐモデル
- Bシリーズ(B2など):Bluetoothでスマホ操作、ワイヤレス
- バンドや圧力は同じ、好みにより選択
- 日本のユーザーはM1の購入ができます。
この記事を書いた人

村坂 克之
小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。