結果を出す手技療法のパイオニア

血液がんで闘病中の50代女性 日常生活を快適に過ごしたい

数年前にがんが見つかったそうです。

血液内科や腫瘍内科の専門医の治療を受けられて安定した状態になられています。

しかし、強いお薬の副作用もあり、身体がだるくて痛くて日常生活がつらい、それを改善したいと来院されました。

来院時の症状

頭痛、片頭痛、肩こり、背中やお腹の張り、手の腫れ痛みしびれ、歩きにくい、血便、爪の色が黒い、等です。

頭痛や片頭痛は、二十歳前後からあり痛み止めや片頭痛薬を飲まれています。

肩こりは、中学生の頃からか気づいたときにはなっていたそうです。

背中のこりやお腹の圧迫感は、専門医も把握している肝臓や脾臓の腫れがあり、血液がんが原因のようです。

手の腫れ痛みしびれや足の歩きにくさがあります。コロナワクチンの副反応がきっかけで関節リウマチを発症しました。

検査結果、抗CCP抗体が陽性でした。今後の症状次第で、本格的にそちらの治療も検討されるようになります。

抗CCP抗体 – Google 検索

赤い血便があります。

手足の爪が変色して黒くなっています。(抗がん剤の副作用で仕方無いと言われています)

3週間後の様子

2回施術を行い、3回目の施術の前に体調を伺いました。

とにかく体調が軽くなって来たそうです。ルンルンだそうです。

関節の痛みも激減しました。

肝臓や脾臓の腫れが触診で減ったのが確認できました。背中の腫れも引いてきました。

抗がん剤で手の爪や足の爪が黒くなったのが、白くなって来て喜ばれています。

どどめ色(土色)の顔色が白くなり、頬やくちびるに赤味が差して、まるで薄化粧をしているかのようになられています。

血便が無くなりました。

血液検査も驚く程安定し喜ばれていますが、経過を見ないと判断ができません。

造血幹細胞レベル遺伝子変異があっても、体調が良くなって来たのは喜ばしいことです。

施術

日常生活の快適さが戻るように、東洋医学に基づく施術を行います。

当分、週に1回の施術を行います。安定すれば間隔を広げます。

初回

施術にどれくらいの反応をするのか、探りながら行います。

施術終了直後に、肝臓や脾臓の腫れが減少したのを確認できました。患者さんにも確認してもらい驚かれていました。

2回目

初回施術の効果を確認できました。本当に良かったです。

3回目

患者さんが、直ぐ身体の変化があるとは期待していなかったのに、体調が良くなり喜ばれています。

特に、手足の爪の黒い色が取れて来て、顔色が白くなり赤味が差してきたのを凄く喜ばれています。受診されている腫瘍内科で「私が一番顔色が白くて元気なんです」と、うれしそうに言われます。

4回目

反っていた爪が治ってきました。脱毛が止まりました。ただれがひどかった口内炎が落ち着いて来ました。

肝臓の腫れが一段と引きました。脾臓の腫れは減少していますが肝臓より腫れています。

施術が終わると、背中にある憑きもの(背中の何とも言えない違和感)が取れたように楽になるそうです。

休職中ですが、仕事に復帰できそうだと喜ばれています。良かったです。

今後、体調の変化に素早く対応しつつ、常に慎重に施術を行います。今までの私の臨床経験や実績を総動員させて治療した甲斐がありました。

骨髄増殖性腫瘍の解説

骨髄増殖性腫瘍は、造血幹細胞レベルの遺伝子変異により、骨髄で血液細胞が異常に増殖する疾患群です[1][3]。この疾患では、幼若細胞から成熟細胞までの各段階の血液細胞が過剰に産生されます[1]。

主な特徴として:

  1. 造血幹細胞の遺伝子変異が原因で発症します[2][3]。
  2. 血液細胞(赤血球、白血球、血小板)の一種または複数が過剰に産生されます[1][2]。
  3. 分化障害のない腫瘍性疾患です[1]。

代表的な骨髄増殖性腫瘍には以下のものがあります:

  • 慢性骨髄性白血病(CML)
  • 真性多血症(PV)
  • 本態性血小板血症(ET)
  • 原発性骨髄線維症(MF)[1][2]

これらの疾患は互いに移行することがあり、共通する遺伝子変異(JAK2 V617F変異、CALR遺伝子変異、MPL遺伝子変異など)が発見されています[2]。

骨髄増殖性腫瘍の経過や症状は疾患によって異なりますが、一般的に以下のような問題が生じる可能性があります:

  • 血栓症のリスク増加(心筋梗塞、脳梗塞など)[2]
  • 骨髄線維化による正常造血の障害[2]
  • 急性白血病への移行[1][2]

治療法は疾患の種類やリスク因子によって異なりますが、経過観察から薬物療法、時には造血幹細胞移植まで様々なアプローチがあります[2][3]。

骨髄増殖性腫瘍は慢性的な経過をたどることが多く、適切な管理と定期的な観察が重要です[2][3]。

引用:
[1] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E9%AB%84%E5%A2%97%E6%AE%96%E6%80%A7%E8%85%AB%E7%98%8D
[2] https://hosp.juntendo.ac.jp/clinic/department/ketsuekinaika/disease/disease04.html
[3] https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/13-%E8%A1%80%E6%B6%B2%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E9%AA%A8%E9%AB%84%E5%A2%97%E6%AE%96%E6%80%A7%E7%96%BE%E6%82%A3/%E9%AA%A8%E9%AB%84%E5%A2%97%E6%AE%96%E6%80%A7%E8%85%AB%E7%98%8D%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81
[4] https://cancer.qlife.jp/blood/leukemia/mpn
[5] https://www.novartis.com/jp-ja/stories/education-awareness/mpn-patient

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。