結果を出す手技療法のパイオニア

肘関節炎(野球肘由来)の50代男性 加圧リハビリと遠絡統合療法で改善の兆しが見えてきました

肘の内側の痛みで来院されました。

肘の可動域(動く範囲)が減少しています。曲げてもしっかり曲がりません。

世界標準のメルクマニュアルの解説

上腕骨内側上顆炎は、野球肘はゴルフ肘とも言われます。

上腕骨内側上顆炎 - 25. 外傷と中毒 - MSDマニュアル家庭版

治療は、安静とリハビリテーションとなっています。

専用のサポータは有効です。ステロイドの注射も一時的には有効ですが、腱が弱くなるのでお勧めはできません。

では、どのような治療が有効なのでしょうか。

治療

肘の関節炎は治療に難渋することが多いです。

急ぐ場合は、独自の特殊鍼法を併用しますが、そこまでの緊急性は無かったので通常の方法で行います。

患者さんは、小学生、中学生時代、野球に専念して関節を壊したそうです。肘関節炎に併発したゴルフ肘なので、通常、治るまで時間がかかります。

加圧リハビリ®を導入することにより、今まで不可能とされていた関節内部の状態が改善されます。

遠絡統合療法を行うことにより、患部の痛みを取り除けます。この繰り返しで順次改善します。

6回治療を行い、改善の兆しが見えてきました。

野球肘やゴルフ肘(上腕骨外側上顆炎)は、テニス肘(上腕骨外側上顆炎=肘の外側の痛み)より、治るのに時間はかかります。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。