無資格者の整体院やリラクゼーションなどの施設が、施術と言いながら治療行為を行い、何でも良くなると動画を流し、チラシやを配り、タウン誌に掲載しているのを見て呆れているこの頃です。
エステもコロナ禍で厳しいのでエステマッサージなどと造語を言う施設も出てきています。
一泊二日で、金を払えば買える整体師の資格もあると聞き、すごい時代になったものです。
そもそも国家資格ではないので、国の取り締まる法律がありませんから、やりたい放題です。
ところが、あの人たちは、他の法律による取り締まりや、どうしても起きる施術事故に怯える毎日です。
私たち(柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)のように、解剖学や生理学をしっかり学び国家資格を取れば堂々と仕事ができるのにと残念です。
昨今は学校も入り安くなったので何歳でも受験に挑戦するを強く勧めます。そうすれば、怯える日々から抜け出せますし、ご家族も喜ばれるはずです。
接骨院や整骨院も保険のマッサージ院になり下がり、隆盛を誇った柔道整復術も地に落ちました。原因を治療しなくてどうするのでしょうか?
医療を担うために折角取得した国家資格を生かせない人がいて残念至極です。
挙げ句の果てに、国家資格がありながら整体院を名乗り広告規制を逃れる人たちも出ています。世も末です。
悪貨は良貨を駆逐するのでしょうか?
世の習いで、一時、不条理を堂々と行うことが栄えても、結局滅びると私は信じています。