結果を出す手技療法のパイオニア

ばね指(小指の弾発指)71歳男性 4回の治療で略治 技術革新で実現しました

ばね指(弾発指)への物理療法は効果不良が多く、いつも天才的な整形外科医へ紹介させて頂き、腱鞘切開術を受けて頂きます。

患者さんはまだまだ現役で、クリニックまで行く時間が取れないから何とかなりませんかと相談です。

ステロイド注射を行えば一旦改善する場合がありますが、何回もすると腱が弱くなるのであまりお勧めはできませんので、やっても1.2回です。

腱鞘炎で注射を行った場合の治療成績は、行う医師の力量に依存します。

症状

小指の腱鞘炎です。

曲げ伸ばしに引っかかりがあり、無理に曲げればポキンと曲がります。これをばね指と言います。

簡単に考えるなら、刀が鞘に収まらないのです。

場所はA1プーリーです。これは鞘の部分になります。

治療

特殊鍼法などの治療を施します。

それぞれをどのように使い配穴するのかは当院独自の方法です。

都合、4回で引っかかりは完全に無くなりました。曲げる時の痛みが残っているので引き続き治療は必要です。

これは、小指なので腱や腱鞘も細いので短期間に改善したのではと思います。

通常は10回以上、必要と考えます。

今までは諦めていた

今までは諦めていたのですが、新しい痛くない鍼、マイクロカレント、赤外線LEDの採用で効果が出たようです。

特に痛くない鍼の採用は、患者さんの負担が減るので本当に助かっています。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。