40歳男性 急性上腕二頭筋炎 鍼治療と痛み止めの併用で7日で完治しました

40歳男性です。

バレーボールの練習中に負傷しました。

圧痛、自発痛が強く手が上げられません。反対側の手で支えればなんとか手を挙げることは可能です。

この手の負傷で一番多いのが、上腕二頭筋長頭腱断裂です。

徒手検査

裸になって頂き、徒手検査をします。

簡単な負荷を掛けることで断裂を発見できます。

昨今、エコー検査で断裂を診る場合が多いのですが、誤診が多くて困ります。

患者さんにしたら切れていますと言われても、実際は切れていないのですから問題無いのですが、追加のMRI検査とかが増えるので金銭的な負担が増えてしまいます。

治療

開発した痛み止め作用の強い鍼灸術(非公開)を行います。素晴らしい効果があります。

非ステロイド系抗炎症薬に比較しても劣らない鎮痛作用を発揮します。

この鍼灸治療を行い、翌日痛みを確認したら思ったほど改善していませんでした。

患者さんは、腕を酷使する職業なので、早急に治す必要があります。

この場合は、痛み止めとの併用をお願いしています。

患者さんの自己判断になりますが、薬局でロキソニンを購入して頂き服用して頂きます。

そのお薬の作用も相まって、徐々に改善し、都合7日で完全に痛みは消失しました。

患者さんも驚かれていました。

考察

急性期の症状に、非ステロイド系抗炎症薬の消炎作用は素晴らしいです。

また、鍼灸との併用でこれほど効果的だったと再認識しました。痛み止めだけだとここまで治癒経過は得られなかったでしょう。

しかし、非ステロイド系抗炎症薬の長期に渡る服用は、腎障害や心疾患のリスクを上げるので好ましくないのは、周知の事実ですから気をつけて下さい。

お知らせ

この記事を書いた人

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。