1年前から何と無くおかしいなと感じていました。
このような事象は、結局、後講釈が多く、発症時点で受診しろととか不可能と思います。
年齢は80歳で、いまだに腕立て伏せを日課にされていて、見た目は健康そのものです。
修理品の到着が分からない
修理をお願いする品を送っても、到着が分からないのです。
配達で受け取りをしていはずなのに、おかしいなと思っていました。あの人がこんなんになるわけが無いと。
宅配便の履歴は配達済みになっています。よくよく聞きますと、奧さんが受け取っていたと言われたのですが、その時点が認知症の始まりだったようです。
意外に、こんなことが始まりなので、家族の人は気をつけることをお勧めします。
かれこれ1年
結局、なしのつぶてで、久しぶりに電話しても修理品の話はすっかり忘れています。
けど、年齢のなせる技なのか、話は上手に合わせてきます。
今の話、短期記憶が無くなる
昔の話はキッチリ覚えていますから、研究の話や、開発の話もの立て板に水のごとくスラスラ喋り解説もして、質問にも的確に答えてくれます。
しかし、今の話が全く残らないのです。
本人は自覚が全く有りませんから、周りが注意深く観察するべきなのですが、家族は一緒に暮らしているから余計に見落としがちになります。
物忘れとの判別は不可能
運転免許の更新も済み、未だに運転も普通にされます。
加齢による物忘れと認知症の始まりは、区別が付きませんから、どうしようもないです。
ある程度進行しないと、医師も区別できないです。
アミロイドβ(ベータ)
アミロイドβ(ベータ)の蓄積が認知症(アルツハイマー型)を発症するのですが、お薬の開発はここ10年ことごとく失敗しています。
何故、溜まるのかも分かっていません。
お薬は脳血管関門を通過して作用するのが難しいようです。脳血管関門を通過するのは、アルコールと麻薬だけなので、良いお薬ができるのを願ってやみません。