O脚を伴う両膝の変形性関節症、60歳代の男性

立ち仕事を長年やってこられて、徐々に悪化してきました。

近医を受診されましたが、若干の変化のみで辛い症状は変わらなく、ご紹介で来院されました。

膝の治療だけでは改善しない

ある程度、進行した膝関節炎は、膝のみの治療では改善しません。

中殿筋や腓骨筋の活動低下も原因

見落とされがちな原因です。

しかし、通常は解決方法がありません。また、加圧リハビリでも改善しません。

ヒアルロン酸の注射も効果が出ません。

治療は下半身全体の治療が必要に

当院では次の治療にて、3回にて略治しました。

当然、側臥位での仙腸関節の副運動の矯正は必須です。

リアラインメソッドで立位での体幹軸や仙腸関節の動き矯正が必要です。

鍼治療で交感神経の緊張状態を緩和します。(交感神経の緊張があり2回目より採用)

特殊技術で中殿筋や腓骨筋の賦活を行います。

加圧リハビリで大腿四頭筋の筋力を向上させます。

この患者さんは5つの治療が必要でした。

このように、○○で治ると言う宣伝がありますが、単一技術で治ることは現実的ではありません。

O脚も改善する

中殿筋や腓骨筋の賦活も行うので、O脚も改善します。

ほぼ半減しましたが、残念ですが元には戻らないです。

中年女性はO脚になりやすいですが初期の段階なら元に戻ります。

O脚を助長する立位を取りたがる人が多いので、自覚してもらうのが難しいです。

しっかり足の第4趾で立てないのです。

お知らせ

この記事を書いた人

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。