登り続けた先の景色。育て続けた先の収穫。その喜びを一緒に。
年齢とともに、痛みやしびれ、動きづらさを感じやすくなります。
「何回か通ったけれど、良くなっている感じがしない…」そう思って、治療をやめてしまう方が多いのですが、実は 非常にもったいない のです。
治療の進み方は「登山」と「畑での収穫」によく似ています。
登山をしている人は知っています
山を登り始めた1~3合目では、あまり景色が変わらず、息が切れ、脚が重く感じる時間が続きます。
「この先、本当に良くなるのかな…?」そんな不安も出てきます。
しかし、登山者なら知っています。
5合目を過ぎたあたりで、一気に視界が開ける瞬間があることを。空気が変わり、風が気持ちよく、景色はぐっと明るくなる。
治療も同じで、65歳を過ぎると特に、変化が表れるまでゆっくり時間がかかります。
だからこそ、10回目あたりで身体が軽くなる兆しが見え始めることが多いのです。
畑を育てている人は知っています
畑仕事では、種をまいてすぐに結果は出ません。
土を整え、毎日水をやり、雑草を抜き、雨の日も晴れの日もお世話を続ける。
最初のうちは、何の変化も見えません。でも、この時期こそ大切な 「育つ準備の期間」 なのです。
そして、ある日――小さな芽が出て、花が咲き、やがて実がつき、最後には 収穫の喜び が訪れます。
治療もまったく同じで、最初の7〜10回は収穫に向けた準備の期間です。
そして10回目を越える頃から、身体の中で積み重なってきた変化が表に出始めるのです。
10回目あたりで“変化が見えやすくなる”理由
登山なら視界が一気に広がり、登ってきて良かったと思えるタイミング。
畑なら緑がぐんぐん伸び、実が膨らんでいく育つ喜びを味わえる頃。
治療ではこの時期に、
- 痛みの戻りが少なくなる
- 朝のこわばりが減る
- 動き始めが軽くなる
- 日常の疲れが減る
といった回復のサインが見えやすくなります。
多くの人が「収穫の直前」でやめてしまう
残念ながら、65歳以上の方の多くが 8〜10回で治療をやめてしまいます。
それは、登山で言えば…5合目まで登ったのに、そこから引き返してしまうようなもの。
畑で言えば…
あと数週間で実るのに、手入れをやめてしまうようなもの。
これは本当にもったいないのです。
身体は年齢に関係なく、しっかり応えてくれます
「もう歳だから…」そう思う必要はありません。登山のように一歩ずつ。畑のようにコツコツと。
正しい治療を積み重ねれば、身体は必ず応えてくれます。
一緒に“山頂の景色”と“収穫の喜び”を味わいましょう
治療は急がなくて大丈夫です。焦らず、着実に続けることで結果が出ます。
10回目までは準備期間。10回目からが本当の変化の始まりです。
私たちはあなたと一緒に、これから見える新しい景色と収穫の喜びを味わいたいと思っています。
どうか、途中であきらめずに進んでみてください。

