マイクロカレント療法 Micro electrical nerve stimulation (MENS)と言います。別名、微弱電流 micro current (MC)とも言われています。
当院では、8台(5社)のマイクロカレント通電装置を使い施術を行っています。
効果は絶大なのですが、唯一の難点が生体電流なので何も感じない点です。
干渉波や低周波に無い効果を発揮し、施術の反応が悪い患者さんや、色々な施術の前処置として頻繁に使用しています。
お体の状態、特に細胞レベルのエネルギー交換の部分まで改善する事が判明しています。
久々にテストを兼ねて通電をしてみました。素晴らしい効果です。どんなドリンクを飲むより即効性があり驚きました。
この清々しさと軽い感じは年齢と共に無くなって来ます。日々、段々どんよりした気分が取れなくなってきます。
年に数回しか清々しさを体感できません。
車で言うなら、いすゞ1600GTtypeRや日産フェアレディZ432が、キャブレターの調子が整わず、年に1.2回だけ絶好調になるのと同じです(笑)、大昔は飛騨でもZ432とかベレGとか普通に走ってました!
若い頃の清々しさが少し戻ったのです!あれれれー!?
微弱は良く効くなーと喜んでいたら、半日したら長年の左足首の慢性捻挫が疼くではありませんか!当日は梅雨寒で夜になり坐骨神経痛が少し痛いです。
捻挫の疼きは血流が良くなった証拠で、坐骨神経痛の痛みも全身通電の反応です。ここを間違えて施術して貰ったら悪くなったと怒る人が時々います。
この痛みが漢方で言う瞑眩であり、症状が良くなるか変わらないかの関所なのです。
体は悪い状態(病状)でも良い方向でも変化するのをとても嫌がるのです。気持ち良いマッサージなどは本来効かないから受け入れるのです。
おめでたい反応なので喜ぶべきなのです。そこから攻めた施術を行い病を退散させるのです。
微弱治療器の本家はアメリカ製で、それに負けじと日本製が新発売となり、導入時こんなんで効くの?と思っていましたが、メーカーが力説されるから間違いないとし、やってみたら驚く程の凄い効果が数々出でいます。
加齢と共に本当に体感できて、益々、今までの施術が確かなものであると自信が出ました。
しかし、マッサージ命の患者さんには幾ら説明しても「馬の耳に念仏」で効果は出ません。残念です。
マイクロカレント療法とは
マイクロカレント療法=微弱電流治療は、「細胞レベルの修復を促進」させます。低周波などが届きにくい、関節・軟骨・腱・靱帯・血管・リンパの細胞に直接働く電流を流します。
生体電流に近い微弱な電流のため刺激を何も感じられません。
■ 治療前
痛みの部位やその周辺には、腫れ、緊張、炎症、血行障害を伴っています。この部分にはブラジキニンなどの発痛物質が他の部位より高濃度に存在しています。プラス陽イオン(+)やマイナス陰イオン(-)の電位も偏在しています。
■治療中
微弱電流を流すことによりミトコンドリアを刺激し、ATPの合成を増加させ、産出エネルギーを増やすことで細胞のイオン交換を活性化して、栄養補給と老廃物の排出を行い、細胞の活性化や血行を促進させます。
■治療後
陰イオンが損傷を受けた部位に向かって移動し、細胞内外のイオンバランスを整え、損傷電流の働きを行います。治療を重ねることで累積効果が生じて、痛みやシビレを和らげていきます。
貼り付けやプローブを用いた微弱電流治療により、症状に関係している様々な筋・神経・腱・靭帯・血管などの生体電流の流れを整え、筋サテライト細胞を増やし、血行改善効果も加わり、自立神経のバランスを調整し、回復力を高めます。
治療直後はもとより、時間経過と共に一層の効果が出ます。