結果を出す手技療法のパイオニア

施術後の体の変化:なぜ一時的に不調を感じるのか 改善する吉兆?施術で悪化?どう思うかで未来は変わります

施術を受けた後、一時的に体調が悪くなることがあるのをご存知でしょうか?

これは、体が新しい状態に適応しようとする過程で起こる現象です。

施術は、体のバランスを整えるためのものですが、時にはその変化に体が戸惑うことがあります。

このような反応は、体が施術の効果を受け入れ、新しいバランスを築こうとしている証拠です。一時的なものであり、しばらくすると自然に落ち着きます。

もし施術後に不調を感じた場合、そして、何か異変を感じたら、遠慮なく相談してください。

施術を受けることで、体はより良い状態へと向かいます。

一時的な不調に驚かず、その過程を理解し、体の変化を受け入れることで、より良い結果を得ることができます。

瞑眩(めんげん)=痛みのリバウンド

瞑眩 – Google 検索

当院の施術で、治療経過に出る症状です。

病気が治っていく過程で起こる不快な症状のことを「好転反応」と呼ぶことがあります。

漢方医学ではこれを「瞑眩(めんげん)」と呼びます。

瞑眩は、治療初回や途中で、血流などか改善されたときに、痛みやしびれや発熱などの症状が一時的に激しく起こります。

特に痛みの物質や劇的に血行が改善すると出る場合が多いです。

最近の症例から

誰でも施術前より悪化すると施術が悪いと判断される場合が多いのですが、実は良い反応なのを理解して頂けません。

高齢女性の頚腕症候群(首から腕への神経痛)

症状に即した施術を行いましたが、当日夜間痛が強くなり寝られなくなる。

高齢者ほど、血行が劇的に改善し出る症状ですが、患者さんは施術で悪化したと思われました。

これは、問診で言われた症状は改善したのですが、重なってた症状が出てきました。

中年女性の首や肩の痛み

症状に即した施術を行い軽快になりましたが、翌日痛みが増して来院。施術しても反応しませんでした。

これは素質として既に悪化していたのが湧き出た症例です。

中年男性のギックリ腰

普段から慢性腰痛で通院中、体動時に痛めぎっくり腰に。

症状に即した施術を行い経過良好なれど、途中痛みが強くなり転医されました。

「漢方の肝」が弱い素質があり、通常の経過をたどれませんでした。

乗り越える勇気

20歳を過ぎれば症状の原因は一つではありません。

漢方的にも内臓との関連を考え施術を行います。

後日聞くと全員良くなっていますが、折角、痛みのリバウンドが出たなら、それを解決すれば、今までの痛みが消える場合が多いのです。

このように説明しても、その場の痛みを取りたいので、頑張れないようです。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。