かれこれ10年以上前です。
とある県外の役所の人から「朝の挨拶をするだけでも凄いんですよ」って言われたとこがあります。続いて「できないのを注意するわけにもいかないですし…」と、挨拶ができないとは大変驚きました。
こんな会話をしたことを思い出しました。
やりすぎ感もあるかもしれませんが、華美な服装と言って明確に分かる人がいるのでしょうか?
自主性に委ねるのが本来のスジですが、それが分からないから、このような身だしなみルールができて指標になるわけです。
私も初老に入ったので、このルールには肯定派ですが、新入社員を指導する立場になるほど必要悪かなと思います。
これの是非より、これを周知しないといけない状況になっているのが問題だと思います。
私のイメージですが、公務を行う人は公正さを感じられないと気持ち悪いです。それは清潔感なのでしょう。ケバい格好は好ましくないと思います。
残念ですが、人間、見た目の印象が大切なのは周知の事実で、身だしなみを気をつけましょうと言うのは本当ですし、正解が見えないというか、正解はないのでしょう。
このルールができたのは、モラルハラスメントを防止するために作られたのではと思います。個人の主観で他人の服装を評すれば、当然ハラスメントに即つながります。
あっちを立てればこっちが立たずです。
それぞれの会社のルールはあるし、役所は地方では大企業になりますから、このようなルールは必要なのかなと。
昔は役所の窓口対応も住民に寄り添っていませんでしたが、今は親切です。それを思うと隔世の感があります。
松山市役所は是正しないと言われていましたが、昨今の自分さえ良ければという風潮を考えると当然の帰結と思っています。
休日は何をしようと勝手ですが、職業が人を作る面もあります。