村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。
地震
地震は、人間の心に対する警告をあの世で行うのです。
以前、震度六位の地震がありまして、庫裏(くり)では震度四でしたが、二階の窓から見ていたら、ダダダッと上下のバイブレーションで揺れたのです。
学者は、マグマやトラフやプレートというのが地震の原因になるのだといっていますが、
本当の原因は人心なのです。
イラクの問題が起こった時、三、四日間、関東地方に地震が、五、六回続きました。
なぜ、地震はトラフやマグマではないことがわかったかというと、信次先生が在世の頃、心が調和されて悟られたとき、実在界に行かれて大講演会を行われたのです。
その時、天上界では、信次先生が地上界に帰られて三分後に震度三の地震を起こしたのです。これは実在界がコントロールしている証明なのです。
又、釈迦、イエス、モーゼが、人間に警告を与える時に地震というものがあるのです。地震などは、あの世では自在に起こすことができるのです。
もうすでに、人問は戦争を放棄する時期に来ているのです。戦争をするから警告を発せられるのです。どうして説明をしても、今の人びとにはわからないのでしょうか。
だから日本もイラクの問題に、あまり積極的な支援を与えたのではいけないのです。
あの世で神の意識を預かるのは、釈迦、イエス、モーゼ、そういう方々ですから、物質界に連携の取れる条件とは、あの世という世界で人間の意識は神から通じているのです。
人間がお互いに神の子として自覚を持たずに、この世で国家という条件のもとに戦争をすることは間違いであります。
宇宙の条件と、人間の神経や精神というエネルギー体の、神様の意識の最も重要なポイントを握っているのが万物の霊長である人間なのです。
アメリカが、中近東に対するスーパーマン的な意識を発揮しましたが、本当は外交により、イラクとアメリカが話し合いというものが必要ではないかと私は思います。
これは私が思うばかりではなく、天上界では戦争の起こらないことを人間に示唆をしているのです。
そのために私たちの意思の疎通を、正しい見解をもって見るのです。正しい思いを持ち正しい語源により、人間の調和をはかるのです。
これを通して、アメリカがサウジアラビアを占拠してイラクへ軍を進めたのです。
アメリカは割合に好戦的な国民なのです。スーパーマンを見ても正義の味方だか何だかわかりませんけど、見方によって違うと思います。
私たち人間は、いかに大きな意識を与えられていることを自覚しないといけないのです。ただ軍備ばかりを強調したり、これを使う段になれば人間の心には警告が来るのです。
イラク問題が起きた時、三、四日続けて、日本には地震がありました。
地震は、人間に対する警告なのです。天変地異も人間に対する警告なのだと、高橋信次先生は私たちに示唆をしています。
人間はそれが理解されないと、地上界の生活が何たるものかがわからないのです。
心が調和されてくると、世界は地震とか天変地異というものは無くなるのです。