書籍は初版を手に入れると著者の本意が分かることが多いです。編者がイジっていない書籍を入手しました。
器械翻訳の精度がドンドン向上しているので便利な時代になりました。
ScanSnap SV600でスキャンして、OCRし中国語繁体字を抽出して、契約している会社のアプリに翻訳にかけてみます。
スキャナー ScanSnap: SV600 特長 : RICOH
コツとして、一社だけではなく三社くらいに翻訳かけると間違えが少なくなります。
董氏(董師)針灸学は世界で使われています。基礎があっての奇穴なので全てが使えるとは限りませんが新しい発見です。
私自身に試した所、フワッと効きましたがガッツリまでは効きませんでした。まだまだ勉強不足です。
私の構築した施術法に今後は取り入れて行きたいと思います。
後天の気
「気」には「先天の気(せんてんのき)」と「後天の気(こうてんのき)」があります。先天の気は、生まれながら持っている両親から受け継ぐもの。後天の気は、生まれたあとに補うもので、自然界のきれいな外気(清気)と毎日の食事から得られるもの(水穀の精微)があります。
引用:漢方の基礎知識3「気血水とは」|Kampoful Life by クラシエの漢方
治療における脾胃重視説
書籍の序文から抜粋して紹介します。臓器の表現は「漢方の臓腑」で働きを示します。
↓ココから
董師は李東垣の脾胃の学説を深く研究し、臨床治療において脾胃の調整について多くの工夫を行い、脾胃の障害を正常化すれば多くの病気を治すことができると考えている。
心や肺の経絡の病気の治療は、そのほとんどが胃の経絡に基づくものである。
例えば、よく使われる駟馬上・中・下穴や、通関穴、通山穴、通天穴は、すべて胃の経絡と重なる関係にある(胃の病を治す土と水のツボは肺の経絡にあり、これは原理とは逆の応用である)。
腎の病の治療は、そのほとんどが脾の経絡に基づくもので、崇士は水を作ることができると考え、通腎穴、通胃穴、通背穴の3つのツボは、すべて脾の経絡上にある。
脾腎両虚の病には、腎を補うより脾を補うほうがよく、まず後天の気を調えるのが良いとされ、三皇(天皇副、人皇、地皇穴)は腎を調える(補腎)ともいわれ、脾経の通り道でもある。
これらはすべて、董師の創穴用針はその由来があり、董氏自身の原点と深い根拠に基づいていることを反映している。
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脾胃を改善することは東洋医学の基本ですが、改めて実感しました。