結果を出す手技療法のパイオニア

坐骨神経痛、痛み・しびれ・足が冷えて夜も寝られない70代男性

2.3ヶ月前から腰痛が出て来て、1週間前から足がしびれてきました。

徒手検査SLR、下肢伸展挙上(かししんてんきょじょう)テストを行っても異常は有りません。片側の腰部狭窄症かもしれません。

長時間、椅子の作業をしていて段々悪化してきたそうです。

整形外科へは行かれていなく、痛み止めやしびれ止めは飲まれていません。シップも使われていません。

施術

このような強い症状の場合は、有無を言わせず、鍼灸の適応となります。

鍼灸とは(独自の特殊鍼法) – 小又接骨院・鍼灸院(村坂克之)

痛みで体重が2キロ減ったと言われますから、即効性の施術を行います。

「漢方の脾」と「漢方の胃」を丈夫にしないと、冷えは取れません。

ひどい坐骨神経痛は寝るときも施術のときも、うつ伏せは禁忌です。そのポジションを使うと余計に症状が悪化します。

鍼灸は、仰向けで脾と胃を調節し膈の流れを良くし、横向きになり坐骨神経の流れを改善し神経の興奮を抑えます。

鍼の太さも、#1から#15まで、長さも4寸まで使うので、技術的に難しく簡単ではありません。

梨状筋以外の深部殿筋群の緊張が取れないと解決しません。

施術後、患者さんが「あっ、足が温かい」と言われました。

今後は、痛みを取る微弱や高周波の通電になり、刺絡の応用で治ります。

2日目の来院時に、足先のしびれは取れたそうです。

キレイに治すには3ヶ月の通院は必要です。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。