結果を出す手技療法のパイオニア

ピラティスを続けて腰椎すべり症を悪化させた60代女性

健康あるあるの症例です。

健康のためにピラティスをやられていました。

過去に、腰痛で整形外科を受診して腰椎すべり症の診断は受けています。

現在の施術

現在は、当院独自の鍼灸ですべり症の症状は改善します。

お薬を飲むのがイヤな人や、お薬で改善しない人が来院されています。

ピラティス

ピラティス・メソッド – Wikipedia

元々、バレリーナのリハビリで作られたものです。

一般の人々が、追求するのはいかがなものかと思います。

これはヨガにも言えることで、やり始めは調子良いのですが、ある日突然悪化することがあります。

健康管理のためには、何事もほどほどが良いようです。

来院時の症状

飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。

出ている症状は坐骨神経痛です。

経緯を聞くと、健康のためにピラティスをやっていたけど、ある日を境に段々調子が悪くなってきたと。

触診をすると、確かにすべり症の傾向はあり腰椎4番のすべり症です。坐骨神経痛もその神経支配に出ています。

鍼灸療法を行い症状は落ち着きましたが、すべり症が進行してはダメなのでピラティスは中止としました。

今後の治療計画で、鍼は保険が効かないので費用も嵩みますから、整形外科で痛め止めとシビれ止めを処方してもらって様子をみて下さいとなりました。

お薬も症状を感じなくさせるためで、すべり症自体は治らないのですからと、お薬が合わないようなら、再びの来院をお勧めしました。

手術は万能では無いが

腰椎すべり症は手術に移行する症例が多いのは事実です。

患者さんが今後手術も考えていますと言われましたので、今後の経過が良くなかった場合に、手術の上手な先生も紹介しました。

腰は手術の上手な先生を探すことも大切ですし、筋力のある若い内に手術をすることも大切です。

痛みに我慢する生活より、痛くない生活の方が良いに決まっています。

手術も万能ではなく、手術した上下の椎骨に異常が出るのは仕方が無い実情があります。

そこの構造的な問題を解決したいと思い、研究はしているのですがもう少しで答えが出せそうです。

手術後、約半数は元の症状が再発しています。しびれは手術をしても取れません。

お勧めの体操

私は健康体操の自彊術を勧めています。

“自彊術” の検索結果 – 小又接骨院 村坂克之

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。