NEJM:THE NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE(ニューイングランドジャーナルメディスン)は、2021年7月21日 DOI:10.1056 / NEJMoa2108891 の発表です。
概略は2回接種すれば、感染力の強いデルタ株(インドで確認)にも、ファイザー社製で88.0%、アストラゼネカ社製(日本では未使用)で、67.0%の有効性が示されました。
モデルナ社製もファイザーと同じ製法なので準じると思われます。
この結果を見れば、副反応が怖いとか、数年後の副反応が怖いとか、明らかなアレルギー反応を経験したとか無ければ、ワクチンを接種するのが妥当だと思います。
感染したときの肺がコンクリートの様に硬くなり呼吸がしづらくなるのを考えれば自ずと正解が分かると思います。
自分だけは大丈夫という自信を持つのは止めて下さい。
ある食べ物に免疫力があるとかも都市伝説です。
接種した方が本当に得です。なぜ打たないのか理解できません。
B.1.617.2(デルタ)変異体に対するCovid-19ワクチンの有効性
結果(DeepL翻訳)
BNT162b2(ファイザー社製)またはChAdOx1 nCoV-19(アストラゼネカ社製)の1回接種後の有効性は, アルファ変異体(イギリスで確認株)の人(48.7%,95%CI,45.5~51.7)に比べ,デルタ変異体(インドで確認)の人(30.7%,95%CI,25.2~35.7)で有意に低かったが,この結果は両ワクチンで同様であった.
BNT162b2(ファイザー社製)ワクチンでは,2回接種時の有効性は,アルファ変異型の人で93.7%(95%CI,91.6~95.3),デルタ変異型の人で88.0%(95%CI,85.3~90.1)であった.ChAdOx1 nCoV-19(アストラゼネカ社製)ワクチンでは,2回接種の有効性は,アルファ変異型の人で74.5%(95%CI,68.4~79.4),デルタ変異型の人で67.0%(95%CI,61.3~71.8)であった.
RESULTS
Effectiveness after one dose of vaccine (BNT162b2 or ChAdOx1 nCoV-19) was notably lower among persons with the delta variant (30.7%; 95% confidence interval [CI], 25.2 to 35.7) than among those with the alpha variant (48.7%; 95% CI, 45.5 to 51.7); the results were similar for both vaccines.
With the BNT162b2 vaccine, the effectiveness of two doses was 93.7% (95% CI, 91.6 to 95.3) among persons with the alpha variant and 88.0% (95% CI, 85.3 to 90.1) among those with the delta variant. With the ChAdOx1 nCoV-19 vaccine, the effectiveness of two doses was 74.5% (95% CI, 68.4 to 79.4) among persons with the alpha variant and 67.0% (95% CI, 61.3 to 71.8) among those with the delta variant.