結果を出す手技療法のパイオニア

ミュージカル「ラ・マンチャの男」物語が難解なので分かりやすいあらすじを考えました

内容が少し難しい(現実と空想の世界)ので、色々参考にしてあらすじを書きました。

事前にあらすじが分かれば楽しさも増す場合がありますが、ネタバレ有りますのでご承知の程を。

「ドン・キホーテ」は聖書の次ぎに読まれています。

「ミュージカル ラ・マンチャの男」と「ドン・キホーテ」は少し内容が違います。これが混乱の元になります。

概略

セルバンテス(現実)(松本幸四郎)が牢獄で演じた物語です。
アロンソ・キハーナ(空想)という騎士道妄想癖ある初老の紳士が、ドン・キホーテ(空想)という騎士になり活躍した話です。

現実→空想→空想の三重構造になっています。

従僕のサンチョ(駒田一)は現実です。

ライセンシー(Licensee) 

Homepage | Concord Theatricals

詳細な概要 Full Synopsis

英語ですが詳細なあらすじが書いてあります。リンク先の Synopsis を見て下さい。
Man of La Mancha | Concord Theatricals

機械翻訳をしてみました。()は歌の題名です。

ミゲル・デ・セルバンテスは、劇作家、詩人、徴税人としてのさまざまなキャリアの中で年をとって完全に失敗し、彼の召使いと一緒にセビリアの地下牢に座って、教会に対する犯罪のためのスペイン異端審問による裁判を待っています。 他の囚人は模擬裁判を設定しました:セルバンテスが有罪とされた場合、彼は彼のすべての所有物を引き渡します。 セルバンテスはそうすることに同意し、演劇の形で彼の防御を提供します。 化粧道具を制作し、ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと名乗る老人に変身します。

キホーテと彼の従者であるサンチョ・パンサは、騎士道の時代を取り戻すために、悪と戦い、すべての悪を正すために冒険の旅に出ます。(“I, Don Quixote”)
最初の出会いは、ドン・キホーテが風車を見つけ、それを四本の腕を持つ巨人と見間違えるというものでした。戦いに敗れたドン・キホーテは、敵であるダーク・エンチャントの不思議な働きを非難し、自分を騎士と呼ぶべきだと決心します。

キホーテが城だと言い張っている道端の宿では、数人の荒くれ者たちが宿の給仕の娘であり、パートの娼婦でもあるアルドンザに嫌がらせをしていました。皮肉を込めて彼らを追い払い("It's All The Same")、彼女は最終的に彼らのリーダーであるペドロを受け入れることにしましたが、ペドロは前金を払います。キホーテはアルドンザを見て、彼女を永遠の忠誠を誓ったドルシネア様だと信じます(“Dulcinea”)。残酷さに慣れたアルドンザは、彼女の本当の姿を見ようとしないキホーテの拒否に困惑し、怒りを覚えます。

一方、ドン・キホーテの姪アントニアは地元の神父に相談を持ちかけますが、神父はアントニアと家政婦が老人の福祉よりも体裁を気にしていることに気づきます(“I’m Only Thinking of Him”)。アントニアの婚約者で、皮肉屋で自己中心的なカラスコ博士は、ドン・キホーテを家に連れ戻すことで恥をかかせないようにしようとします(“I’m Only Thinking of Him” Reprise)。

宿に戻ると、サンチョはドン・キホーテに代わってアルドンザに求愛しますが、彼女はキホーテの誘いを断ってしまいます。アルドンザはサンチョになぜキホーテについていくのかと尋ねますが、彼は『本当に彼が好きだから』と説明します。アルドンザは一人で老人の行動に思いを馳せます("What Do You Want of Me?")。中庭では、またしてもラバ追いたちが暗示的な歌で彼女を愚弄し("Little Bird, Little Bird")、ペドロはアルドンザに後の仕事の手配をします。

神父とカラスコ博士が到着しますが、ドン・キホーテを説得することができません。床屋が入ってきて、太陽の暑さをしのぐために髭剃り用の洗面器を頭にかぶっていました (“The Barber’s Song”)。キホーテはすぐに床屋から洗面器を奪い取りますが、それは奇跡的な「マンブリーノの黄金の兜」であり、彼を不死身にするものだと信じています。感動した司祭は、老人が本当に治療を必要としているかどうかを疑問に思います("To Each His Dulcinea")。

キホーテは宿屋に騎士の称号を与えて欲しいと頼みます。宿屋は同意しますが、キホーテが一晩中彼の鎧を見張っている場合に限ります。アルドンザはペドロに会いに行く途中、中庭でキホーテに出会い、彼の一見非合理的な方法について質問します。キホーテは彼の信条("The Impossible Dream")で答えます。

待たされて激怒したペドロが入ってきて、アルドンザをひっぱたいてしまいます。激怒したドン・キホーテは、ペドロと他のラバ追いたちと戦います(“The Combat”)。運と決意を持って - とアルドンザとサンチョの助けを借りて - キホーテは無意識にラバ追いたちを気絶させ勝ちました。音が宿屋の主人を目覚めさせ、親切にも彼は去らなければならないキホーテに伝えます。キホーテは謝罪しますが、宿屋は彼に騎士の称号を与えるという約束を思い出させます。宿屋の主人はそうします。

キホーテはムルティエを助けなければならないと告げるが、騎士道の掟により、倒れた敵を看護することになってしまう。アルドンザは、キホーテが今でもドルシネアと呼んでいるが、ショックを受けるが、彼女は彼らを助けることに同意します。彼女の努力の甲斐あって、彼女はラバ追いたちに殴られ、レイプされてしまう (“The Abduction”)。彼の部屋で、キホーテはアルドンザの苦しみを全く知らずに、彼の新しい称号と最近の勝利を祝います("The Impossible Dream" Reprise)。

旅に戻ったキホーテとサンチョ(“I, Don Quixote” Reprise)。彼らは、キホーテの馬とサンチョのロバを盗んだジプシーの一団(Moorish Dance ムーア人の踊り)に遭遇します。二人は宿屋に戻ることを余儀なくされ、宿屋の主人はしぶしぶ二人を受け入れます。アルドンザは、ひどく打撲して現れます。キホーテは彼女の仇を討つと誓うが、彼女は怒って彼を拒絶し、彼女を放っておいてくれと懇願し、彼女の哀れな歴史を彼の顔にぶつけてしまいます (“Aldonza”)。

ドン・キホーテの宿敵である魔術師は、"鏡の騎士"の姿で登場する。彼はキホーテを攻撃し、嘲笑し、自分を客観的に見て、愚か者で狂人であることを強要します。ドン・キホーテは泣き崩れます。鏡の騎士は彼自身のヘルメットを脱ぐ - 彼は本当にカラスコ博士であり、キホーテを治すために彼の最新の計画で戻ってきました。
セルバンテスは、少なくとも彼が書いた限りでは物語は完成したと発表しますが、囚人たちはその結末に不満を持っています。囚人たちは彼の原稿を燃やす準備をしていましたが、彼が最後の一場面を提示する機会を求めてきました。

家では、かつてドン・キホーテと名乗っていた老人が死にかけています。アントニア、カラスコ、サンチョ、家政婦、神父などが彼の枕元で待っています。サンチョは彼を励まそうとします(“A Little Gossip”)。老人は、今は正気であり、騎士としてのキャリアは漠然とした夢としてしか覚えていないと主張します。老人は自分が死にかけていることを認め、司祭に遺言書を作成してくれるよう頼みます。彼が遺言を書き始めると、アルドンサが無理やり入ってきました。彼女がキホーテを訪ねてきたのは、ドルネシア以外の人間であることに耐えられなくなったからです。彼が彼女に気づかないと、彼女は彼に歌いかけ("Dulcinea" Reprise)、彼の崇高な探求心を思い出させます("The Impossible Dream" Reprise)。突然、すべてを思い出した彼は、ベッドから起き上がり、再び旅に出るために鎧と剣を呼び寄せます。(しかし、時すでに遅し、歌の途中で彼は泣き叫び、死んでしまう。司祭はその遺体を祝福します (“The Psalm”)。しかし、アルドンサはドン・キホーテが生き続けることを信じています。『一人の男が死んだ。良い人に見えたが、私は彼を知らなかった...ドン・キホーテは死んでいない。信じて、サンチョ...信じて』 サンチョが彼女を名前で呼ぶと、彼女は『私の名前はドルネシア』と答えます。

異端審問所がセルバンテスを裁判に連れて行くために入り、囚人たちはセルバンテスを無罪とし、未完の小説「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の原稿を返します。セルバンテスと召使が裁判に向かおうと階段を上ると、囚人たちはドルシネア役の女性に導かれて(“The Impossible Dream”)を歌います。

配役一覧

CAST OF CHARACTERS
キャストのキャラクター
(In order of appearance)
出る順

  • CAPTAIN OF THE INQUISITION
    宗教裁判(異端審問)の長
  • MANSERVANT (SANCHO PANZA)
    従僕(サンチョ・パンサ)
  • MIGUEL DE CERVANTES (DON QUIXOTE and ALONSO QUIJANA)
    ミゲール・デ・セルバンテス(ドン・キホーテとアロンソ・キハーナ)

Roles taken by the prisoners:
囚人達の役割

  • GOVERNOR
    牢名主
  • DUKE
    公爵
  • SEVEN MULETEERS: 7人のラバ追い
    JOSE, TENORIO, PACO, JUAN,ANSELMO, PEDRO and a GUITAR PLAYER
  • ALDONZA (DULCINEA)
    アルドンザ(ドルネシア)
  • INNKEEPER
    宿屋の主人
  • MARIA (INNKEEPER'S WIFE)
    マリア(宿屋の主人の妻)
  • FERMINA (A SERVING GIRL)
    フェルミナ(若い使用人)
  • ANTONIA (ALONSO'S NIECE)
    アントニア(アロンゾの姪)
  • HOUSEKEEPER (FOR ALONSO)
    家政婦(アロンゾの)
  • PADRE
    神父
  • DR. SANSON CARRASCO (ANTONIO'S FIANCEE and KNIGHT OF THE MIRRORS)
    サンソン・カラスコ博士(アントニオの婚約者、鏡の騎士)
  • BARBER
    床屋
  • MOORISH GIRL (DANCER)
    ムーア人の女(踊り子)
  • FOUR ATTENDENTS TO THE KNIGHT
    騎士を案内する4人
  • SOLDIERS(兵士), PRISONERS(囚人達),PRISON GUARDS(牢屋の警備員), GYPSIES (MOORS)(ジプシー、ムーア人),MEN OF THE INQUISITION(宗教裁判官たち)(異端審問)

曲順

SONGS
Man of La Mancha (Musical) Songs | StageAgent
*before song when it is a dance number, (ダンスナンバーの場合は曲の前)
*before character name that only dances in a song that is sung by other characters(他のキャラクターが歌う曲でダンスだけするキャラクター名の前)

  • "Overture"
  • *"Man of La Mancha" – Don Quixote, Sancho ラ・マンチャの男(われこそこはドン・キホーテ)
  • *"Food, Wine, Aldonza!" – Muleteers
  • *"It's All the Same" – Aldonza 同じとこさ
  • "Dulcinea" – Don Quixote ドルネシア
  • "I'm Only Thinking of Him" – Antonia, Padre, Housekeeper あの方の事を考えてばかり
  • "We're Only Thinking of Him" – Antonia, Carasco, Padre, Housekeeper
  • "The Missive" – Sancho
  • "I Really Like Him" – Sancho 本当に好きだ
  • "What Does He Want of Me?" – Aldonza どうして欲しいの
  • "Little Bird, Little Bird" – Muleteers 小鳥よ小鳥
  • "Barber's song" – Barber 床屋の唄
  • *"Golden Helmet of Mambrino" – Don Quixote, Sancho & Barber マンブリーノの黄金の兜
  • "To Each His Dulcinea" – Padre 夢のドルネシア
  • "Quest: The Impossible Dream" – Don Quixote 見果てぬ夢(騎士遍歴の唄)
  • *"The Combat (instrumental)" – orchestra
  • "The Dubbing" – Innkeeper, Aldonza & Sancho
  • "Knight of the Woeful Countenance" - Innkeeper
  • "Little Bird, Little Bird (reprise)" leading into an instrumental entitled...
  • *"The Abduction" – Muleteers アブダクション-誘拐
  • "The Impossible Dream (reprise)" – Don Quixote
  • "Man of La Mancha (reprise)" – Don Quixote
  • *"Moorish Dance (instrumental)" – Moors ムーア人の踊り
  • "Aldonza" – Aldonza
  • "Knight of the Mirrors (choreographed instrumental sequence)" – orchestra 鏡の騎士
  • "A Little Gossip" – Sancho 一寸したゴシップ
  • "Dulcinea (reprise)" – Aldonza
  • "The Impossible Dream (reprise)" – Aldonza & Don Quixote 見果てぬ夢(騎士遍歴の唄)(リプライズ)
  • "Man of La Mancha (reprise)" – Don Quixote, Aldonza & Sancho
  • "The Psalm" – Padre 聖歌
  • "Finale Ultimo: The Impossible Dream (reprise)" – Company 見果てぬ夢(騎士遍歴の唄)(リプライズ)全員

A song with an asterisk () before the title indicates a dance number; a character listed in a song with an asterisk () by the character's name indicates that the character exclusively serves as a dancer in this song, which is sung by other characters.
タイトルの前にアスタリスク()が付いている曲はダンス番号を示しています。 キャラクター名でアスタリスク()が付いた曲にリストされているキャラクターは、そのキャラクターが他のキャラクターによって歌われるこの曲のダンサーとしてのみ機能することを示します。

引用:Man of La Mancha (Musical) Songs | StageAgent
日本語唄題名は公式パンフレットより

あれっ、休憩無し?

休憩が無いので不満でしたが、ちゃんと脚本に書いてありました。

"The performance is played without intermission."
上演は、休憩時間なしでされます。

あらすじ

現実

16世紀の末、スペイン・セビリアの牢獄。
収税官吏(しゅぜいかんり)=税務署の役人をしていた詩人であり作家のミゲール・デ・セルバンテス(松本幸四郎)は教会を侮辱した罪で投獄される。
罪状は教会が税金を未納なので教会を没収する書類を出したこと。(当時の教会は政府以上の力を持っていた)
後日、宗教裁判にかけられる。

地下牢に居る泥棒や人殺しの罪をおった囚人達は、新入りのセルバンテスに暴力を振るう。
牢名主(上條恒彦)の命令で牢獄内で裁判を行うことになる。
牢獄の裁判で負ければ、脚本や持ち物全て取り上げられてしまう。
きなぐさみに、セルバンテス(松本幸四郎)は自分が書いたDon Quixote de la Mancha(ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ)の脚本を、劇として行うことを提案する。

アルドンザ(霧矢大夢)や牢名主(上條恒彦)は囚人なので、ここで訳が分からなくなる。
他の囚人たちに役をふりわけ、その物語に巻き込んでいく。

セルバンテス(松本幸四郎)自身も、化粧道具を作成してドン・キホーテという老人に変身します。

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

ここから空想

アロンソ・キハーナ(松本幸四郎)は、騎士道物語の読書に没頭するあまり妄想に陥る。
遍歴の騎士だという妄想に陥り、従僕のサンチョ(駒田一)を引き連れて冒険に旅立つ。
その男こそ人呼んでラ・マンチャのドン・キホーテ。
ラ・マンチャとは場所の名前。

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

サンチョと旅立つドン・キホーテ

旅の途中、風車を見ると「4本腕の巨人」と信じて突撃する。
ただの古びた宿屋を城と思う。
宿屋の亭主やラバ追いたちは、彼を気の狂った老人だと無視する。
宿屋の使用人で売春婦のアルドンザ(霧矢大夢/きりやひろむ)も取り合わない。
しかし、ドン・キホーテ(松本幸四郎)は彼女の事を「美わしき夢のドルシネア姫」と呼ぶ。

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

アルドンザ(ドルシネア姫) 

キハーナ(松本幸四郎)は気が狂ったのか正気なのか誰に分からない。

出典:『ラ・マンチャの男』PV【2015舞台映像Ver.】
出典:『ラ・マンチャの男』PV【2015舞台映像Ver.】

床屋(祖父江進)のヒゲ剃り用のお盆で戴冠式を行う。

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

ペドロ(大塚雅夫)との戦いに勝ち、宿屋の主人にナイトの称号を受ける

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

その場に居合わせた神父(石鍋多加史)とカラスコ博士(宮川浩)は、このままのが良いのではと思う。(ドン・キホーテのままでいること)

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

真っ直ぐな心のキホーテ(松本幸四郎)に心が動くアルドンザ(霧矢大夢/きりやひろむ)。
そんな彼女の変化に気付いたラバ追いたちはすきを狙って襲いかかる。
ぼろ布のような姿となってキホーテの前に現れた彼女は号泣する。

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

彼女が何を言おうともキホーテ(松本幸四郎)の気持ちは変わらない。

その後、キホーテ(松本幸四郎)はカラスコ(宮川浩)の扮する鏡の騎士に、本当の自分の姿を直視せよと追い詰められ、キハーナとして抜け殻のように自宅に戻ってくる。

現実の牢名主にせかされキハーナ(空想)へ戻り

セルバンテスは、少なくとも彼がそれを書いた限り、物語が終わったと発表するが、囚人たちは結末に不満を持った。彼は最後のシーンを提示する機会を求めるとき、彼らは彼の原稿を燃やす準備をする。

鏡の騎士に敗れたキハーナ(松本幸四郎)は、瀕死の床に伏している。

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

そこへアルドンザ(霧矢大夢/きりやひろむ)が駆けつける。キハーナ(松本幸四郎)は彼女が誰だかわからない。

アルドンザの悲痛な叫びにキホーテの事を少しずつ思い出すキハーナ。

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

 
サンチョとアルドンザに支えられ、最後の力を振り絞り立ち上がる。

我こそ、ドン・キホーテと。。。

現実に戻る

牢獄での芝居は終わった。

牢獄の裁判は無罪となり、セルバンテスには書きかけのDon Quixote de la Mancha(ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ)の脚本が返却される。

セルバンテス(松本幸四郎)と従僕のサンチョ(駒田一)は裁判所へ連れ出される。

宗教裁判(異端審問)なので重罪になるかもしれない。(宗教裁判は殆ど死刑:私見)

牢名主(上條恒彦)は問う、「ドン・キホーテはセルバンテスの兄弟か?」

セルバンテスは答える、「我らは2人ともラ・マンチャの男です」

セルバンテスはドン・キホーテの脚本を手に携えて胸を張り階段を上り去って行く。

勇気を与えられた牢屋の人々が「見果てぬ夢」を合唱し送り出す。

終わり

出典:東宝演劇部
出典:東宝演劇部

上条恒彦さんの歌声はいつ聞いても惚れ惚れします。

ピーター・オトゥールが「見果てぬ夢」(The Impossible Dream)を歌っています。

『ラ・マンチャの男』プロモーション映像 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=sU7f-pKz7dI

表紙:Man of La Mancha script

ラマンチャの男
ラ・マンチャの男
ドンキホーテ
ドン・キホーテ

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。