冷えがつらい症状に影響する場合と関係無い場合や、冷え自体も自覚がある場合と無い場合があります。
温熱刺激が有効なのでしょか?
お風呂は気持ちよい
冷えを温めるだけでは痛みに対しての効果が薄く、悪い部位に関連した場所を的確に温めることが大切です。
お風呂で全身を温めれば1番良い効果が出ると思われますが、こちらが期待するような体の反応が起きないのが現実です。
リラックス効果で、自律神経への良い点はあると考えます。
では、どのようにしたら良いのでしょうか。
チクチク療法で違う反応
外側脊髄視床路への忌避刺激(チクチク療法)を行うことにより、全く関係のない体の場所に痛みを感じ訴えられます。
他の刺激により関連性のない場所に痛みや違和感をいだかれるのは、体の冷えが基礎としてあると考えるようになりました。
冷える状況
これは説明不要です。一番多いのが日常生活での冷える状況です。
作業する場所か寒いために冷える場合
コンクリートの床。足下が冷える。
じっとしていることか多い事務仕事。
動かないから体温が上がらずに冷える場合
事務職で座ったままの仕事。
両方重なる場合
コンクリートの床で立ったまま同じ作業をする。
貼るカイロは使えます
自宅でできる1番良い方法は、貼るカイロを使い、痛い場所に関連した場所に貼ることです。
乾式の温熱刺激になります。
関連した場所に貼るコツは痛い場所へ貼る、これで変化を見ます。
あまり変化が無ければ、次ぎに居たい場所の上か下へ貼ってみます。それを繰り返します。
痛みが取れるポイントが必ずあって、その場所は人それぞれです。
高濃度人工水素水浴が冷えを取るのを発見
当院では、高濃度人工水素水浴を行うことにより神経痛などのしびれか主な痛みを取ります。
高濃度人工水素水浴が抜群の効果が出ているのことから、冷えの原因は悪玉活性酸素と考えます。
例
昔から何らかの刺激で、全く関係の無い場所に痛みが出るタイプの人です。
股関節を人工骨へ手術をしてから、それが顕著になりました。歯の治療をしても股関節に痛みが出ます。検査も異常がありません。
ある日、手のしびれが出て検査をしたら頸椎の変形由来の診断でしたが、手の一部分のしびれなので患者さんは納得ができませんでした。
冷えの可能性を説明し、高濃度人工水素水浴を2回行ったら、しびれが半減しました。
この例がたいへん参考になり、冷えに対する考えを新たにしました。