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【ミス・サイゴン 2016 帝劇 感想】市村さんの有終を見届け、キム・スハさんの歌に本場の凄さを垣間見る

ベトナム戦争末期に出会ったベトナム人少女キムと、米軍人クリスの悲恋を描く傑作ミュージカルです。

ずっしり重い物語です。

ベトナム戦争 – Wikipedia

ベトナム戦争の狂気

この映画をみると少しは分かるような気がします。

地獄の黙示録 – Wikipedia
大佐がサーフィンが好きで良い波が出る湾に敵が居るから追い払ってとヘリコプターで襲撃させる時、「ワーグナー/ワルキューレの騎行♪」は狂気の沙汰です。

プラトーン – Wikipedia
ウイレム・デフォーが好演しています。「バーバー/弦楽のためのアダージョ♪」は今でも耳に残っています。

ディア・ハンター – Wikipedia
ロバート・デ・ニーロが出演しています。ベトナム帰還兵に対する世間の冷たさが描かれています。「マイヤース/カヴァティーナ♪」がジーンと来ます。

感想

全体に感じるのはアメリカ側からみたベトナム戦争です。

戦争の現実をミュージカルにして後生に伝えようというのは素晴らしいことです。物語のテンポが少し早いです。

キム・スハさんの歌声が凄くて、マイク要らないんじゃないかと迫力満点、上手です。これが本場なのかなと感心しきりです。「命をあげよう♪」の歌唱は女性の観客でしたらハンカチ必須です。

初演の本田美奈子さんの歌はCDに残ってますから是非聞いて下さい。

市村正親さんは、第2幕のアメリカンドリームは最高でした。お客さん呼べるスターは違いました輝きますね。カーテンコールで当日はおけび観劇会だったので、しっかりリップサービスで皆のおかげさまと話してくれました。これからもミス・サイゴンに出るっ言ってました。

小野田龍之介さんは「サン・アンド・ムーン♪」「世界が終わる夜のように♪」でキム・スハさんとのデュエットは聴き惚れます。体もしっかり作られて戦争の現実感を出しています。

ブイドイ活動のシーンが第2幕の最初にあります。上原理生さんの歌は相変わらず力強いです。髪もウェーブかかっています。

戦争孤児

ブイドイ
Bụi đời – Wikipedia

アメラジアン(Amerasian)とは、アメリカ人とアジア人の両親を持つ子供の事を指すそうです。
アメラジアン – Wikipedia

共産主義に

ベトナム民主共和国の建国の父であるホー・チ・ミンは、悪役になっています。アメリカに取っては共産国なので当然でしょう。
劇中、ベトコンがサイゴンに攻めてくる表現をダンスで演じていて良かったです。
ホー・チ・ミン – Wikipedia

藤岡正明さんは悪役としてベトコン幹部を演じられて亡霊となっての歌が怖くて良かったです。

サイゴン陥落の脱出シーン

実際はこの作戦のことを劇中に再現しています。
フリークエント・ウィンド作戦 – Wikipedia(陥落寸前の南ベトナムの首都サイゴン(現ホーチミン市)からの航空機により行われた脱出作戦)
Operation Frequent Wind – Wikipedia詳細な解説です。英語なので自動翻訳で見ると分かります。

アメリカ大使館からヘリコプターで脱出するシーンが実物大のヘリコプターが出てきて臨場感満点です。

今回かららしいですがヘリコプターの着陸離陸シーンの時に劇場内に風が吹きます。保安上からか分かりませんがヘリコプターのライトがLEDだったので少し興ざめしました。(当時はハロゲンライトで黄色ががっていたと想像します)

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知念里奈さんは小野田龍之介さんのアメリカでの妻役ですが、スタイルが良くてびっくり。井上芳雄さんの奥さんですね。

中野加奈子さんはジジ役で見事なプロポーションと歌を聴かせてくれました。

母の愛は永遠なり

何時の時代もやっぱりアメリカには夢があり、なんとしても入国したい人々の思いが重なる見事なミュージカルでした。

そして母親の子供への愛は消えないと訴えてきます。

生きている私たちには親のいない人は誰一人いなくて「孝行のしたい時分に親はなし」「墓に布団は着せられず」を実感します。

是非、ベトナムの人に感想を聞きたいです。

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【ミュージカル ミス・サイゴン】2016/2017 キャスト一覧・リンク付き

 

【公演概要】
ミュージカル『ミス・サイゴン』
2016年10月19日(水)〜11月23日(水・祝)@ 帝国劇場
プレビュー公演10月15日(土)~18日(火)

【岩手】12月10日(土)~11日(日)@岩手県民会館
【鹿児島】12月17日(土)~18日(日)@鹿児島市民文化ホール
【福岡】12月23日(金・祝)~25日(日)@久留米シティプラザ ザ・グランドホール
【大阪】12月30日(金)~2017年1月15日(日)@梅田芸術劇場 メインホール
【名古屋】2017年1月19日(木)~22日(日)@愛知県芸術劇場 大ホール

<スタッフ>
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
作:アラン・ブーブリル/クロード=ミッシェル・シェーンベルク
音楽:クロード=ミッシェル・シェーンベルク
演出:ローレンス・コナー
歌詞:リチャード・モルトビー・ジュニア/アラン・ブーブリル

<ストーリー>
1970年代のベトナム戦争末期、戦災孤児だが清らかな心を持つ少女キムは陥落直前のサイゴン(現在のホー・チ・ミン市)でフランス系ベトナム人のエンジニアが経営するキャバレーで、アメリカ兵クリスと出会い、恋に落ちる。お互いに永遠の愛を誓いながらも、サイゴン陥落の混乱の中、アメリカ兵救出のヘリコプターの轟音は無情にも二人を引き裂いていく。
クリスはアメリカに帰国した後、エレンと結婚するが、キムを想い悪夢にうなされる日々が続いていた。一方、エンジニアと共に国境を越えてバンコクに逃れたキムはクリスとの間に生まれた息子タムを育てながら、いつの日かクリスが迎えに来てくれることを信じ、懸命に生きていた。
そんな中、戦友ジョンからタムの存在を知らされたクリスは、エレンと共にバンコクに向かう。クリスが迎えに来てくれた---心弾ませホテルに向かったキムだったが、そこでエレンと出会ってしまう。クリスに妻が存在することを知ったキムと、キムの突然の来訪に困惑するエレン、二人の心は千々に乱れる。したたかに“アメリカン・ドリーム”を追い求めるエンジニアに運命の糸を操られ、彼らの想いは複雑に交錯する。そしてキムは、愛するタムのために、ある決意を固めるのだった---。

引用:ミュージカル『ミス・サイゴン』スペシャルカーテンコール&初日インタビューレポ(10/20ダイアモンド☆ユカイさん、キム・スハさん、小野田龍之介さん初日) 感激観劇レポ|おけぴネット

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。