結果を出す手技療法のパイオニア

頚髄症の手術後に腰椎椎間板ヘルニアの症状が出た70代男性

頚髄症の手術をされた男性です。

もともと腰椎椎間板ヘルニアがあり、15年近く坐骨神経痛もあります。神経痛は日々のストレッチで安定しています。

頚髄症 – Google 検索

術後も安定して頚椎カラーも取れて喜ばれていたら、急に腰が痛くなり来院されました。

検査をすると、SLRテスト(下肢伸展挙上テスト)が30度で陽性です。こりゃ、ヘルニアですよー。

SLRテスト – Google 検索

3ヶ月は必要ですね。整形外科で痛み止めの処方が良いんじゃないかと勧めましたが、お薬を飲むのがイヤだそうで鍼を希望されました。

施術

漢方的な見方も合わせて施術を行います。やはり内臓の変調があります。(これは血液検査では出ません)

終了後、足も上げられるようになりたいへん喜ばれました。

脊椎はつながっている

患者さんが言われるには、首の手術をした直後に長年の坐骨神経痛の症状も一緒にきれいさっぱり取れて喜んでいたそうです。

今回の腰の症状の再発をみると、首から腰は脊柱はつながっている証しの症状になります。

多分、首の負担が取れたのでバランスを取るための腰の症状の再発ではと思われます。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。