自分自身の腰痛を放置していたら、痛い目に合いました。
紺屋の白袴と言って、どんな人でも仕事にかまけて自分のことがなおざりになることはよくあります。
紺屋の白袴(こうやのしろばかま)とは? 意味や使い方 – コトバンク
私は、腰の腰椎3/4番、4/5番に椎間板ヘルニア、腰椎4番すべり症、腰部脊柱管狭窄症があります。
できれば、切らずに一生を終わりたいなと思ってますし、切らずに済む治療法を開発して提供しいてます。
飛騨地方も、ようやく寒さが緩み、コロナも収束して、患者さん来て忙しくなりつつあるかなとの印象です。
腰を曲げれば院内を歩けますから、1ヶ月近く放置していたら、さすがに腰が伸びなくなって、無理に伸ばそうとすると、太ももやふくらはぎまで足がしびれます。腰を曲げれば大丈夫です。
典型的な脊柱管狭窄症の症状です。
整形外科の標準治療ですと、痛み止め(ロキソニンやセレコックス)やしびれ止め(リリカやタリージェ)の処方になります。
痛み止めは腎障害、しびれ止めは車の運転に支障が出る場合が多いので、飲むのが怖いなと思います。
実は意外に、お薬が効かない人が多くて、回り回って当院へ来院されますので、長年研究して、現在の私の治療法が完成したわけです。
日曜日のお昼過ぎから、勉強会ビデオやNetflixを見ながら、夕方まで自分自身に鍼を刺して、動いたり、ポイントを変えてまた刺したり、いろいろ実験をしてみました。
自分に刺しますから座位か立位で行います。
腰仙関節、仙腸関節、腰椎3.4.5番の椎間関節へ、3-4寸(75-100ミリ)の鍼で狙います。ポイントに当たる痛いですが気持ち良いです。
腰神経ブロック鍼は神経に響くと、悪い方の膝まで響き気持ち良いです。
仕上げの髀関(ST31)穴への刺針も効果的です。
結局、夕ご飯食べた後もまた行い、ようやくポイントが絞れてきて90%は取れましたが、完全には良くなりませんでした。
しかし翌朝になると、綺麗さっぱり症状は消えて、自分ながら上手くいったなと思いました。
通常、ここまでの治療は、4.5回に分けて行うわけですが、遠方から来院される患者さんや、1回で結果を出して欲しい患者さんなどは、このような集中的な治療も考えないといけないなと思ってます。
普段から、痛み止めやしびれ止めは飲まないようにしてますので、鍼の効果がちゃんと確認できたので、良かった休日でした。
これで今日から頑張れます。