いつの日にか、ゴールデンカムイ、ロケ地の聖地巡礼をしたいです。
来年、実写版映画が作られますが、うれしいような悲しいよう気持ちです。
ゴールデンカムイ公式サイト
作者を尊敬します。血湧き肉躍る楽しい物語でした。
私としては、19巻184話『流氷原』表紙の「イヌで来た」がツボです。元ネタ物語も激レアさんで観られて笑います。
アシリパ(リは小文字)の変顔もスパイスになって楽しいですね。
アイヌの歴史を見ていると、アイヌ神謡集(知里幸恵著)が出てきまので読んでみました。
知里幸恵
知里 幸恵(ちり ゆきえ) 生没年:1903年~1922年 / 北海道登別市
カムイユカラの世界を『アイヌ神謡集』に(ラは小文字)
祖母のモナシノウクや伯母の金成マツと暮らすなかで、アイヌ語や多くの口承文芸を吸収していきました。
旭川で暮らしていた15歳のとき、言語学者の金田一京助と出会い、そのすすめもあって、口承文芸の筆録を始めます。
1922(大正11)年5月に上京して金田一宅で『アイヌ神謡集』の刊行準備を進めますが、9月に心臓病により急逝しました。
『アイヌ神謡集』は翌年に刊行され、当時の多くの人々に感銘を与え、現在も、アイヌ文学の世界に誘う作品として親しまれています。
100分で名著
名著123「アイヌ神謡集」知里幸恵 – 100分de名著 – NHK
アイヌ民族関連
- 公益財団法人アイヌ民族文化財団
- ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK – ウポポイ(民族共生象徴空間)公式サイト。日本の北海道にあるアイヌをテーマとしたナショナルセンター。利用案内・プログラム、イベント案内等。
NHK 北海道スペシャル・知里幸恵 19歳のメッセージ ~「アイヌ神謡集」の世界~
感想
近くに山脈が見える狭い土地で暮らす身としては、壮大な大自然の寓話がピンときません。
土地や獣の神々を信じる心、穢れていない心、時計に左右されない感覚、私には想像がつきません。
当時の建物での寒さは想像も付かない厳しさだと思いますが、こんな豊かな気持ちだったとは驚愕です。
文明は進化したけど、文化は進化しないのか、人は悲しい場面では泣きますし、うれしい場面では笑います、人の心も変わらないのですね。
叶うなら、広大に広がる大地に座って星でも見ながら薄明かりで手もを照らし読みふけってみたいです。
天才ほど夭折するのは世の常で残念至極ですが、アイヌ神謡集、日記、手紙が残されたことだけでも、後生には財産です。
見つけた、金田一京助博士も凄いです。2人は縁生がつながっていたのでしょう。
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青空文庫
- アイヌ神謡集 (新字新仮名、作品ID:44909) →作者不詳 (著者)
- アイヌ神謡集 (新字新仮名、作品ID:44909) →作者不詳 (著者)
- 手紙 (新字旧仮名、作品ID:46482)
- 日記 (新字旧仮名、作品ID:45694)