アポロ11号の9日間の実録フイルムです。
ナレーションはありません。本当のドキュメントです。
完全版と違い、月へ向かう途中の司令・機械船と月面着陸船が反対になるドッキングは無く、発射、月面着陸、地球帰還に焦点を当ててあります。
最初は日本語吹き替えだったのですが、ようやく字幕が完成し当時の生音声の放送です。
放映時間は50分です。
サイエンスヒルズこまつ
サイエンスヒルズこまつ [ひととものづくり科学館・こまつビジネス創造プラザ]
駐車場には電気バスが鎮座してまして、お客さんの送迎を行うようです。
受付スタッフの対応も良かったです。
アポロ11 ファースト・ステップ版
引用:名古屋市科学館
4Kリマスターで鮮明な画面です。
会場のサイエンスヒルズこまつでは、3Dスタジオで上映されました。
これが迫力満点で素晴らしかったです。
事前に注意はありましたが、最初は左右上下を見渡すのに船酔いみたいになりました。
動画でも写真でも、よくこんなに撮影してあったと感心しきりです。
アームストロング船長が青い地球を見て、「私たちには帰るところがある」と言った場面はジーンと来ました。
発射直後のスピードは凄く遅かった
サターンVロケットの離陸が、あんなにゆっくりで真っ直ぐにも離陸していませんし本当に驚きました。
徐々に、段々と、ロケットのように速くなり見えなくなりました。
月面着陸船の操作
当初の着陸地点が岩だらけだったので変更し、燃料噴射をして移動するときにエラーメッセージが頻発して、その時の指令センターや乗組員の緊張感が伝わります。
降下のためのエンジン噴射に入る5分前、月面から高度6,000フィート(1,800メートル)で、着陸船の航法・誘導コンピュータ(LM guidance computer、LGC)が予期しない警報 "1201" と "1202" を幾度か発し、飛行士の注意を逸(はや)らせた。
大気圏再突入の映像
司令船の大気圏再突入で、乗組員の誰かが小さな窓から「水平線が見えている」と交信で言います。
なんと機体が炎に包まれるのもその窓から見え、地上との交信ができなくなるブラックアウトの厳しい条件を乗り越え、交信が再開された時のケネディ宇宙センターの皆さんの拍手喝采シーンは感動しました。
アポロ計画を宣言したケネディは暗殺で亡くなり、着陸にはニクソン大統領が来ていました。
物体が大気圏に突入する際には、熱の壁による空力加熱(断熱圧縮)が発生し、例えば標準大気でマッハ3の突入速度の場合、理論値でよどみ点温度は350℃を超える(「空気との摩擦」により温度が上昇すると言われるが誤りである)。
再突入の条件は、適切な軌道離脱タイミングと機体の角度(進入角度とはいわない)である。
タイミングがわずかでもずれると着陸地点が大幅に変わる。
また、「角度が浅いと大気に弾かれる」というのは間違った解釈である。
完全版は映画館で
放映時間は93分です。
Amazon.co.jp : アポロ 11 完全版
スタートレックの名言だ
「宇宙、それは最後のフロンティア」
テレビシリーズのナレーションに出てくるお馴染みのセリフです。やっぱり宇宙に行ってみたいですね。