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眼鏡をカメラレンズに例えて考えてみる。①

中年以後になると、どうしても老眼鏡が必要になってきます。いったいどんなものなのでしょうか。

遠近両用メガネレンズ
https://www.vc.hoya.co.jp/lens/see_index.html

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出典:HOYA ビジョンケアカンパニー

眼鏡をカメラのレンズに例えて考えて見ました。

遠近両用眼鏡はズームレンズと考える。

遠近両用(高倍率ズームレンズ)
中近両用(標準ズームレンズ)
近近両用(広角ズームレンズ)

カメラレンズで言うところのF値が明るい暗いは、眼鏡で言うところの周辺収差が少ないか多いかです。

上記の図にあるように、ピンクの点線から外側は見える映像としては崩れていますので実際はぼやけて見えます。

周辺収差が少ない製品はその領域が小さいので、実際の見方に近づきます。

周辺収差の少ないものはレンズだけで4~7万円。安いのは1万円台。

安いレンズは車の運転とかでサイドミラーが見にくくなるとかありますが、顔を動かせば問題ありませんし、高いレンズが不要な方もたくさん居られます。

遠近両用眼鏡の注意点

最初に購入した方は、歩行中は要注意です。

下側を向くと近くにピントが合うので床がぼやけたり浮いて見えたりします。

また目眩(めまい)の症状を言われる方も居られます。

初めてや久しぶりに遠近両用眼鏡を作られた場合は、出やすい症状です。

慣れの問題ですが、どうしても合わないようなら最初は弱めの調整が必要と思います。

すべての条件を満たす眼鏡は現在ありませんので、場面によって使い分けましょう。

次回は専用眼鏡=単焦点について説明します。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。