結果を出す手技療法のパイオニア

腰痛の実態調査「山口県腰痛スタディ」から当院で行う治療の有用性を考えます

外国の文献では、腰痛の80-85%は原因不明であると言われていました。

しかし、最近の研究では80%近くが診断可能と報告がありました。

その報告から、当院の治療の有用性を考えます。

原文、PubMed

発表された論文です。
Diagnosis and Characters of Non-Specific Low Back Pain in Japan: The Yamaguchi Low Back Pain Study. - PubMed - NCBI

pone.0160454

結果

78% 250例 特異的腰痛
22% 70例 非特異的腰痛

意外に原因は特定できるようです。治るかは別の話です。

当院で行う解剖運動学に基づいた矯正法の効果の有無

腰椎椎間関節性○
腰部筋膜性○
腰椎椎間板性○
腰部脊柱管狭窄症×△○
(病態により不変から効果有りまで)
腰部椎間板ヘルニア×△○
(病態により不変から効果有りまで)
仙腸関節性○
腰椎圧迫骨折×
感染症×

私の考え

約60%の腰痛が手技療法の解剖運動学に基づいた矯正法マニピュレーションで治る可能性があります。

腰椎椎間関節、腰仙関節、仙腸関節の副運動(関節の遊び)を治すことにより痛みが軽減します。

腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアは症状が多彩なので、効果がある患者さんが多いですが除外しています。

当院では解剖運動学に基づいた独自の治療法で腰痛の治療を行っています。

そんなに痛み止めは必要ないと思います

急性期を過ぎたなら、椎間関節や仙腸関節の関節の状態を治療で改善すれば痛みは相当減少しますので、お薬も飲まなくても治る可能性高まります。

 

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。