結果を出す手技療法のパイオニア

エコノミー症候群の予防 寝るとき着圧ハイソックスと普段から足首を動かすことです

避難所や車中泊だと、無理な姿勢での就寝を強要されますので色々な障害が起きます。

手に入るもので、すぐ出来る方法を提案します。

エコノミークラス症候群

[46] 急性肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)の話 | 血管・血液 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス

普段でも危ない人が多い

足腰の痛みを訴える方は、普段から排泄の時に体を動かすことがおっくうになり、水分を取らない方が多いです。

何名もそれがきっかけでの血栓塞栓症になられた方がいます。

通常危ないと言われる人は

静脈血栓を患ったことのある人、肥満傾向の人や高齢者、妊婦、高血圧の人など。車中で長時間過ごすことは同症候群の危険性を高めます。

血の塊がどこにできるのか

殆どは、ふくらはぎの静脈にできます。

対策は

 
予防は、

  • 同じ姿勢を長時間取らない
  • 歩くなど足を動かす
  • 適度に水分を取る

とありますが、実際どうすれば具体的な記述が無いのでどうして良いのか分かりません。

水分の取り方はチビチビ飲み

いっぺんに取るとすぐ尿になるので、ちびちび飲んで下さい。

カフェイン入りは要注意!

お茶、コーヒー、紅茶などはカフェインが入ってますので、水より排尿が早くなり体に水分が貯まりにくいのです。(ここ大事!)

就寝前は水かお湯を飲んだ方が適切です。

弾性ストッキングなんて売ってませんよ

弾性ストッキングが正式なエコノミークラス症候群に対する物理療法ですが、そんなものは近所では売られていないし、災害時には有っても売り切れだと思います。

病院前の薬局やコンビニにはあるかもしれませんが。。。

着圧ハイソックスやハイソックスを

着圧ハイソックスなら量販店になら売られていますので、着圧ハイソックスを購入して就寝時に履いて下さい。

サイズが小さくて足が大きい場合は指先のところで切って使用します。

着圧が無ければ、少し圧迫する感じのハイソックスでも十分効果が期待できます。

(長期に渡り使用する場合は、専用の弾性ストッキングやソックスをはいて下さい)

弾性ストッキング – Google 検索

着圧の強さの判定は

就寝時に履いて、翌日に足の甲が腫れていれば強すぎです。

その場合は、もう少し締め付け具合が弱いのを選ぶか、一度洗濯をするとなじむ場合が多いです。

足腰痛い人は、椅子に座って足首運動を

立って歩くことが膝が痛い、腰が痛いという方は、椅子に座って足首の曲げ伸ばしをして下さい。

回数は10回でも30回でも、歩く運動の代わりになりますので、時々行って下さい。

足指先を上げ下げする(トゥーレイズ)

踵を上げ下げする(カーフレイズ)

 

貧乏ゆすりも効果大です

これが面倒なら、行儀の悪い貧乏ゆすりでも効果がありますので、是非やって下さい。

ただし、集団の中では周りには迷惑がかかると思うので、足首運動を第一にお勧めします。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。