ツインズ in 松本(長野)
TWINS | PARCO STAGE
http://www.parco-play.com/web/play/twins/
会場
まつもと市民芸術館(松本市・長野)
劇場への行き方・まつもと市民芸術館(松本市・長野)地方の私でも案内できるように考えました | 村坂克之@小又接骨院のブログ 飛騨・高山・下呂
大千穐楽です。
ストレートプレイなのでマイクは使いません。
大ホールの設備が変更してあり、中ホールスタイルに変更してありました。
2016年1月31日、1階7列目の良席でしたが、席のシートがツルツルで滑り座りにくかったです。
ストーリー
美しい海辺の大きな家に暮らす家族。
海水浴を楽しみ、海産物に恵まれた穏やかな生活を送っている、ようにみえる。
視界に広がるこの美しい海の景色ははたして本当の現実なのか。
追憶のなかを漂う家族が幼い双子に見たものとは-。
感想
全体に流れる原発事故後の心象風景から、とある日常の人間の相関図を描き、最後は寓話のように終わります。
終わった後は難しく感じる演出で、ハッピーエンドではありません。黙示録のような印象です。
テレビ番組の「デカわんこ」や「ドS刑事」に主演されていた多部未華子さんは、初々しい中にも力強さを感じます。円熟期が今から楽しみです。
劇団☆新感線の看板役者である古田新太さんは文句の付けようが無いです。上手いなあと感心しきりです。
シェークスピアを演じれば日本一の吉田鋼太郎さんは迫力があってこれがストレートプレイの役者と言わんばかりでした。
死んでいる当主ダイシチに対するりょうさんはとぼけていたような、しかし不気味でした。
葉山奨之さんは、石橋けいさんとの恋人関係?と、唯一まともな考えを持った若者という役柄をしっかりこなされていました。
石橋けいさんはプリッツのCMに出演さていてましたが、双子を育てる悩めるお母さんの感情をしっかり演じられていました。
中山祐一朗さんは、劇と家族の狂言回しの役として見事でした。
皆さん、多忙が故に演技がお疲れの様子は感じ取られました。
今、メディアに露出の多い豪華な演者ばかりで、眼福ごちそうさまでした。
演出:長塚圭史
長塚圭史 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/長塚圭史
ハルキ / 古田新太 … ダイシチの次男。実家に逃げ戻ってきた。
イラ / 多部未華子 … ハルキの長女。
Mikako Tabe official web site – 多部未華子
タクト / 葉山奨之 … ダイシチの長女、エリコの息子。
ユキ / 石橋けい … タクトの連れ合い。問題大ありの双子を生む。
トム / 中山祐一朗 … この家族の遠い親戚
ローラ / りょう … トムの連れ合いらしい。
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りょう | アーティスト | 研音 – KEN ON