【歌舞伎座・四月大歌舞伎 平成29年 感想】面白いぞ歌舞伎!弁当も食べて遠足気分で大満足!

東京出張にて昼時間に空きが有ったのでチケットを取って行ってきました。

ワンピース歌舞伎は観たことありますが、初めての歌舞伎観劇です。

演劇ファンの知り合いが最近歌舞伎にハマっているので興味津々です。

公式HP:

平成29年4月2日(日)~26日(水)
四月大歌舞伎 | 歌舞伎座 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

感想

昼の部に行ってきました。

初歌舞伎観劇はへぇーの連続で最後は感動しました。

まだ役柄と演者名が繋がらないです。

醍醐の花見

京都 醍醐寺 文化財アーカイブス

醍醐の花見は調べると本当の話でした。

記録に残るその日の輿の順は、1番目に北政所、2番目に西の丸殿(淀殿)、3番目に松の丸殿、4番目に三の丸殿、5番目に加賀殿、その後に側室ではない前田利家正室・まつが続いた。
宴会の席では、正室である北政所の次に杯を受けるのを淀殿と松の丸殿が争い、北政所とは家族ぐるみの長い付き合いのまつが「歳の順から言えばこの私。」と、申し出て
(まつは家臣筋といえど、この席では客人。客人をほうって於いて身内で順争いをするものではない為)
その場をうまく取りおさめたという話が伝わっている。

引用:醍醐の花見 – Wikipedia

実際にあんなやりとりがあったそうで正妻と側室の関係やら、亡霊で出てくる人や人間の情念を上手に描いているなと。

亡霊で出た人。
豊臣秀次 – Wikipedia

伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)

伊勢音頭恋寝刃 | 歌舞伎演目案内 – Kabuki Plays Guide –

伊勢音頭恋寝刃は、お互いの思いがすれ違った色恋から刃傷沙汰になるのまでの話です。

いじめる万野役の猿之助さんが良かったです。

伊勢音頭を皆踊る姿が圧巻でした。

染五郎さんが妖刀となった名刀「青江下坂(あおえしもさか)」に翻弄されるの見事な演技で、最後の見得が最高です。

油屋も実在した旅館で、この事件が起きて二ヶ月で歌舞伎になったそうで、昔もゴシップ好きなんだなと。

一谷嫩軍記~熊谷陣屋(いちのたにふたばぐんき〜くまがいじんや)

一谷嫩軍記~熊谷陣屋 | 歌舞伎演目案内 – Kabuki Plays Guide –

これは名作ですね! 特にお子さんの居る親御さんには見るに辛い物語です。

義経が「一枝を伐らば、一指を剪るべし」と制札に書いた本当に意味が段々分かってきます。

源義経の家来熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)の隈取りが、その思いを見事に表現しているようです。

制札の見得は、これが気持ちを表す所作というか、ナルホドと。

調べて分かりましたが、主命のために実子をあやめて首を差し出すと、いくさの哀れさと最後に熊谷が出家します。

花道を去る時、義経と今生の別れになるので、その表情や仕草が哀れさを一層引き出してくれます。

三味線だけの音色が合って凄く感動しました。十六年は一昔(ひとむかし)と、、、

白毫弥陀六実は弥平兵衛宗清役の左團次さんが、芝居を引き締めてくれています。良い声です。

イヤホン解説があって助かりました。

詳しい解説をしてくれるので最初は有った方が絶対良いです。

イヤホンガイド

歌舞伎、良いですね!

弁当は

歌舞伎座前の弁当屋は木挽町辨松。新橋演舞場、明治座の観劇用弁当はお任せ。2020年(令和2年)4月20日に営業を終了しました。

152年の歴史に幕 歌舞伎座前の弁当屋「木挽町辨松」が廃業へ : 東京商工リサーチ

歌舞伎座向かい側の辨松(べんまつ)の弁当は美味しかったです。

量が少なかったので次回はもう少し大きいのを頼みたいと思います。

歌舞伎はパンフレットと言わずに筋書きと言うらしい

歌舞伎はパンフレットは無くて筋書きを売っています。1,300円。

題字、表紙絵は大野逸男、筆「桜」
大野 逸男 プロフィール 院展/日本美術院

そこまで必要が無い人はチラシの裏に解説が書いてあるので、皆さん持って行かれています。

上演時間

昼の部

醍醐の花見 11:00-11:36
 幕間 30分
伊勢音頭恋寝刃 12:06-1:56
 幕間 20分
一谷嫩軍記 熊谷陣屋 2:16-3:40

みどころ
四月大歌舞伎
平成29年4月2日(日)~26日(水)

昼の部
一、醍醐の花見(だいごのはなみ)
醍醐寺で開かれた花見が題材の優雅な舞踊  
慶長年間、豊臣秀吉が京都の醍醐寺で、秀頼や北政所、諸大名を招き、盛大に催したとされる花見の宴を題材とした長唄舞踊。桜の季節にふさわしく、華やかな舞台をお楽しみください。

二、伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)
妖刀の行方に翻弄された男の物語  
阿波の国では、お家横領を目論む蜂須賀大学が、藩主の信頼が厚い家老今田九郎右衛門の失脚を図り、息子今田万次郎にお家の重宝である名刀青江下坂の紛失という無実の罪を負わせようとします。
その万次郎の後見役から助力を乞われた福岡貢は、夜の二見ヶ浦に万次郎とともにやってきます。
すると、万次郎の奴林平が、大学の手下たちと争っているところに出くわし、お家横領画策の手掛かりとなる密書を手に入れます。  
ようやく刀を手に入れた貢は、賑わう古市の遊女屋油屋に折紙の行方を追って現れ、二見ヶ浦で手に入れた密書から、徳島岩次が怪しいと睨みます。
一方、貢の恋人であるお紺も岩次が折紙を持っていると確信し、折紙を手に入れようと、岩次になびいたふりをして万座の中で貢に偽りの愛想づかしをします。
逆上した貢は自分が手にしているのが青江下坂とは知らず、意地の悪い仲居の万野をあやまって手にかけてしまうと、妖刀に魅せられ次々と人を斬り捨ててしまうのでした。  
歌舞伎ならではの様式美など見どころ溢れる作品をご覧ください。

三、一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)   
熊谷陣屋 戦乱の世の無常を描いた時代物の名作  
源氏の武将熊谷直実が自らの陣屋に戻ると、妻相模が息子小次郎の初陣を案じて陣屋を訪れています。
直実は須磨の浦で敦盛を討った様子を語って聞かせますが、そこに敦盛の母である藤の方が現れ、直実に斬りかかります。
藤の方と相模が悲しむ中、直実は源義経のもとに敦盛の首を届けようとしますが、そこへ義経が現れ、敦盛の首実検が行われます。
しかし、直実が差し出した首桶の中にあったのは小次郎の首。
直実は制札に託された義経の思いを察し、院のご落胤である敦盛の身替りとして我が子を犠牲にしたのです。
義経は、敦盛を石屋に身を窶し弥陀六と名乗る平宗清に預け、それを見届けた直実は、僧形となって陣屋を後にするのでした。  
人の世の無常や儚さが胸にしみる重厚感のある一幕をご堪能ください。

引用:四月大歌舞伎 | 歌舞伎座 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

演目と配役

四月大歌舞伎
平成29年4月2日(日)~26日(水)

昼の部

中内蝶二 作
今井豊茂 脚本

一、醍醐の花見(だいごのはなみ)

豊臣秀吉
豊臣秀次
大野治長
曽呂利新左衛門
淀殿
三條殿
大野治房
前田利家室まつ
松の丸殿
石田三成
義演
北の政所

   鴈治郎
   松也
   歌昇
   萬太郎
   壱太郎
   尾上右近
   種之助
   笑三郎
   笑也
   右團次
   門之助
   扇雀

二、伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)

追駈け
地蔵前
二見ヶ浦
油屋
奥庭
福岡貢
仲居万野
料理人喜助
油屋お紺
油屋お岸
奴林平
藍玉屋治郎助
桑原丈四郎
杉山大蔵
徳島岩次実は藍玉屋北六
藍玉屋北六実は徳島岩次
油屋お鹿
今田万次郎

   染五郎
   猿之助
   松也
   梅枝
   米吉
   隼人
   錦一 ※
   橘太郎
   橘三郎
   桂三
   由次郎
   萬次郎
   秀太郎
※中村吉之丞休演につき、配役変更にて上演いたします。

三、一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)

熊谷陣屋
熊谷次郎直実
源義経
熊谷妻相模
亀井六郎
片岡八郎
伊勢三郎
駿河次郎
梶原平次景高
堤軍次
藤の方
白毫弥陀六実は弥平兵衛宗清

   幸四郎
   染五郎
   猿之助
   宗之助
   竹松
   男寅
   弘太郎
   錦吾
   松江
   高麗蔵
   左團次

引用:四月大歌舞伎 | 歌舞伎座 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

チラシ

 

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。