痛みが出始めた時や予防の為にアイシングが必要ですが、実際どうしたらよいのかと言う質問を受けますので、お手軽な方法を解説します。
よくある間違った方法
自宅へ帰ってからアイシング。
小学生や中学生でも、大人と同じ時間をアイシング。
結局やらなくなる実情
氷嚢や氷の準備が毎回大変なので、やらなくなる方が殆どです。
アイシングの方法や目的
目的
それ以上に患部の炎症を増長させない。
アイシング後は血流が増加するので老廃物質の排泄を促す。
方法
スポーツの開始前か直後に実施する。
氷で患部を15分から20分冷やす。
お勧めする方法は
市販の冷湿布を使用します。
これは湿布の基剤に水分が多量に含まれています。厚みのあるタイプを使用して下さい。
シップなので1時間2時間貼ってても大丈夫です。
シップの水分で冷やすので極めて安全です。
注意は
薄いのは痛み止めの成分は入ってますが、水分が入ってません。
アイシングが目的なので、痛み止めの成分は入っていない方が良いです。
痛み止めの成分は血流を阻害するので要注意です。
実際の貼り方は
練習に行く道中に貼り、練習終了の直後から貼ります。
時間は湿布なので30分前後からで大丈夫です。
そうすると痛みのコントロールが上手く出来るはずです。
自宅からスタート出来る方は
バケツに水を張って、そこに脚を入れれば十分効果が出ます。