小児鍼(しょうにしん、しょうにはり)と読みます。
インターン(修業)先が関西地方だったので、当時(1980年代)は小児鍼が凄く盛んで、親御さんはこぞって連れて来られていました。
当時は、夜泣き、疳の虫、夜尿症が多く、自律神経関連は皆無でした。
飛騨地方で開業し、関西地方出身の祖父母両親なら小児鍼の希望がありましたが、飛騨地方では数える程と言うか皆無でした。(知らない人がほとんど)
時代は流れ、小児の精神科もできる昨今、多動障害には直ぐお薬を出されますし、何かとお薬で解決の時代に、もう小児鍼と言う治療法が不要と思っていました。
ところが平成令和になり、現代の方が小児鍼が必要なお子さんが多いことに気づき、再び提供することにしました。
現代は生活環境も変わり、自律神経のアンバランスなお子さんが多いように感じますし、それにより多彩な症状が出るようです。
子供は国の宝なのでスクスク育って欲しいです。
料金
初回は必ず保護者が連れてきて下さい。
- 初検:3,300円(税込)
- 再検より:2,200円(税込)
- 当初、通院間隔は週に1回から2回になります。効果は個人差がありますので、ご了承下さい。
刺さない鍼であるソマニクス®を貼付する場合は別料金になります。1個150円(税込)
ソマニクス療法(ソマセプト・ソマレゾン・ソマニクスオーラル・ソマプレーン等)岐阜県初の取り扱い医療施設になりました – 【公式】小又接骨院・鍼灸院
小児鍼の特徴
- 施術時間は5-10分以内です。
- 鍼を刺さない非侵襲的な治療法です。痛くありません。
- 専用の鍼具を使用し、皮膚をさするか軽く当てるだけの技法です。多少皮膚が赤くなります。
- 主に乳幼児から12歳頃までの子どもを対象としますが、最近では中高生や成人にも適用されています。
使用する道具
- 鍉鍼(ていしん):米粒状の突起がついた鍼
- 車鍼:ぎざぎざのある車輪状の道具
- 金属製ローラー鍼や集毛鍼なども使用
期待される効果
小児鍼は以下のような症状の改善が期待できます。
- 夜泣き
- 疳の虫(かんの虫)
- 自律神経症状
- 便秘
- 消化不良
- 夜尿症
- 食欲不振
- 寝つきの悪さ
- かぜのひきやすさ
- アレルギー体質
- 仮性近視
慣れたお子さんの場合、施術中に眠ってしまう子どももいるほどです。
痛くないのですが、怖いのかギャン泣きされるお子さんもいますので、保護者の方の付き添いが必要になります。(抱っこしてもらいながら行います)